いつも妻と近くのスーパーで買い物が終わると、志木街道沿いの歩道を250メートルほど歩いて空堀川・野塩橋に向かう
その途中、かつてはこの辺りでは珍しい熱帯魚関係のお店だったが、今はシャッターが降りたままになっている商家の前で写真のような
「タカサゴユリ」 の花が咲いていた
よくよく見るとコンクリートの僅かな隙間に飛び種が発芽したのだろうが、こんな硬そうな環境でよくも成長して花を咲かせているとびっくりするほどの生命力だった
さらにここの家主さんは歩道側に茎が倒れないようにとの気遣いであろうか? ビニール紐で茎を支え、さらにその紐をシャッターの支柱にガムテープで貼り付ける方法で茎を守ろうとしていた
この光景、眺めていると私なりにいろいろな空想が湧いてきた
タカサゴユリの花は寂れてしまったお店を懐かしんで咲いたのだろうか?
「タカサゴユリの花とそれを気遣う家主さん?」 何か物語になりそうな街中の光景だった
ところでこの花の名は 「タカサゴユリ」 でいいのだろうか? |