諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

いわき市・車中泊の旅。【磐城国造神社・住吉神社編】その2

2019年01月18日 13時41分08秒 | 旅行
続きです。ここからが本題です。

ホテル塩屋崎を後にした。今日はいわき市の図書館に行きたい。その道中で気になる神社があったら参拝して行くつもりです。

アリオンを走らす。直ぐに森に囲まれた鳥居を発見。磐城国造神社と石碑に書かれている。どう言う神社なのだ。

石段を登っていく。凜として寒い。でも心地良い。分かる。私を歓迎しているのが分かる。この様な気持ちになるのは中々無いぞ。循環だけど温泉で身を清めて直ぐ来たからかな。

石の窪みで造られている手水舎を見る。この手の小さな神社の手水舎は、落ち葉とかが落ちてヘドロ状に濁っていたりする。でもここのは綺麗だ。誰かがここに毎日水を替えに来るのだろうか。

そんな事は無い。この水は雨水の筈。でも凜として綺麗。迷わす両手と口を清める。凜として来た。濁っていた私の身体が凜として来た。この神社は素晴らしいぞ。誰を祭っているか分からないけど。

ネットで調べてみたら建許呂命とある。知らない・・・・否、知っている。閼伽井嶽に居たとされる赤い猪を退治した人物だ。何でここで出会うのだ。何でここに祀られているのだ。

更に調べる。天津彦根命の14代目の子孫とある。

天津彦根命は天照大神とスサノオ尊とのウケヒで産まれた天照大神が生んだ5人兄弟の三男。因みに私は次男の天穂日命に通じる家系。出雲国造の家系。そうなると親戚同士となるのかな。同じ国造だし。

っと言う事はこの磐城と言う国を平定したのか建許呂命。そう言う事なのでは。

この神社は木々に隠されてて目立たないが、私が浄化されて行く感じがする。本当に気持ちが良い。私との相性が良いのだろう。私はこの神社の流れなのかも。寒いけど本当に良い気持ち。緊張感も感じない。これは良い神社に来たもんだ。

否、今はお昼前。神社は午前中に参拝するのが神様への礼儀。礼儀に従ったから私に良い気を与えてくれているのかも。それはあるな。それが神社参拝の本当の仕来りだし。

それにしても閼伽井嶽の赤猪を討ったと言うのはどう言う意味なのだろう。閼伽井嶽薬師は別名・水晶山玉蔵院常福寺。水神信仰の山でもある。その神を討った、或いは調伏したのが建許呂命なのか。

天穂日命は出雲を支配したとされている。そしてその流れは出雲国造として出雲大社の神職をを担っている。つまり滅ぼした者が滅ぼした神を祀っている。それで自分たちの罪を償いたい。祟りを防ぎたいとの考えから。

私の家系と建許呂命は近いものがある。私の伯父は閼伽井嶽や水石山で木こり??をしていたが、祀ろうという気持ちが無かったのか。木々を切った祟りを受けたのか。感謝の気持ちが足りなかったのか。それが今までの因果に繋がっているのではないか。

このどれもがそうなのだと思う。敵対した者、滅ぼした者を祀る。それは当たり前で最低限の仕来り。それをしなければ永遠に因果は消えない。

一昨年、閼伽井嶽と水石山に参拝に出かけたが、もの凄い暴風雨だった。水神の山だけに私を拒んだのか、歓迎したのかは分からない。

この磐城国造神社で感じた凜気は感じられなかったから、今思うと歓迎ではなかった様に思う。

まだ時期を改めて参拝すべき。そんな事を考えながら、磐城国造神社を後にしました。。


続く。

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いわき市・車中泊の旅。【磐城国造神社・住吉神社編】その1

2019年01月17日 23時44分33秒 | 旅行
さて、再開です。

「道の駅 よつくら港」で起床。ここでは夏も来ていますが、やっぱり車中泊は夏よりも冬の方が快適ですね。

そりゃ、春・秋の方が良いですけど、夏の暑さはキツイ。冬の寒さは冬物のシュラフがあればボチボチ快適に過ごせる。

クルマのエアコンを付ければ確かに夏も快適に過ごせますが、1時間で1リットルのガソリンを消費する。エンジンにも負担をかける。経済性重視に生きざる負えない私としては、それは出来ない。「それが私の生き方なんですよぉぉぉーー(ちゅら花社長の口調で)」。

さてさて、私は朝風呂派です。家業が新聞販売業だったので、新聞配達の後は風呂に入る。その習慣が今も続いている。朝風呂に入らなければ気が済まないのです。

さてさてさて、どこの風呂に入ろうか。近くの日帰り湯を検索。「よし川」なる民宿が近い。行ってみたら個人の家っぽい。これは入りづらい。

次に「新舞子ハイツ」。ここは午後5時から8時までなら入浴料500円だが、その前に入ると1000円。高い。こう言うやり方は嫌いだ。

それでなくても福島県は物価が高い。そりゃそうだ。福島県の方が平均所得が宮城県より上だし。特に「いわき市」は工場か非常に多い。東京の賃金形態とそれほど変わらない。だから裕福な人が多い。

例えば「スーパー銭湯・極楽湯」の料金はいわき店は720円。でも宮城県の店は560円。青森県となると450円です。それだけ裕福なのだと思いますね。

そう言う訳で「新舞子ハイツ」はパス。以前泊まった「ホテル塩屋崎」に。ここは午後3時まで500円で入浴できる。

カウンターに行くと、下でゴソゴソしている人が。スミマセンと声をかけても対応してくれない。また声を掛けたら、そのまま顔を見せず作業しながら「お客さんですよぉー」と奥の職員室に叫ぶ。しばらくして係りの人が出て来た。料金を払う。

しかし、ここのホテル、料理は中々良いし、いわき市としては安い宿泊料だけど、人件費は大分削減してやっているようだ。帰りもカウンターに人はいなかったけど、これでは勝手にお湯に入れてしまうぞ。大丈夫なのか。

この辺り津波直撃の場所で回りは何も無くなっています。だから人が来なくなったのか。だから少ない人員で動かしているのか。大変だなぁー震災地は、どこもかしこも。私はその点、責めないよ。

ここの温泉はしょうがないけど循環湯です。温泉成分は濾されて薄い。私の家の24時間風呂と大差ない。でも先日の「さこばの湯」よりは良いです。広いし客も少ないし。

最後は1人で入っていましたが、やっぱり風呂は一人に限る。温泉成分としては硫黄が薫る「さこばの湯」の方が断然良いが、私的にはこっちの方が好み。海も見えるし。

ここはまた来ると思うな。


続く。
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沖縄の飲むお酢「ちゅら花」のCMって、何か押し売りされているみたいで嫌だ!?

2019年01月16日 10時14分03秒 | CM評論
これも去年書いてて忘れていた奴です。箸休め第二弾として暇だったら読んでやってくんち。


さて、何かえらく夢グループのエアーベッドの記事が読まれている様です。私と同じように、あのCMに違和感を感じたのでしょうか。

まっ、当然かも知れませんね。あのCMは違和感たっぷり。突っ込み処満載で面白い。黒沢年雄のわざとらしい大笑いで警戒感がビンビン高鳴る。

あれで売れるのかなぁー。心に残るCMなのは間違いないから売れていたりして。成功してたりして。案外あの社長、クリエイターなのかも。

さてさて、話は変わります。

もっと凄い違和感のCMがあります。沖縄の飲む黒酢「ちゅら花」のCMです。

先ず、チュラ、チュラ言いながら、可愛い子ぶったアニメの短髪2頭身おじさんが歩いて来たと思ったら、「元気な社長、河村です」っと急にドアップで、ドウランを顔に塗り捲くった強面のおじさんが出て来る。怒りに燃えている表情に見える。迫力がある。

この人、どっかで見た事がある。昔の俳優でこんな顔をした人がいたなぁー。水戸黄門の悪者役とかで。

この強面社長が「ちゅら花ひなんですよぉー」と、両手を何度も何度も不自然に振って怒った感じて話している。こんなCM、初めてだ。

これって昔来た押し売りみたい。テレビ見ている人は怖がるんじゃないかなぁー。CMとしては逆効果なのでは。私はストレスを感じるなぁー。

それと私、目はド近眼なのですが、耳は良く聞こえます、人一倍大きな福耳ですし。

でも、「ちゅら花」ではなく何故か「ちゅら花ひ」と聞こえる。この強面ドウランおじさん、確かに「ちゅら花ひ」と言っているぞ。何度聞いても「ちゅら花ひ」だ。私だけがそう聞こえるのか。

否、間違いなく社長は「ちゅら花ひなんですよ」と叫んでいる。私の幻聴ではない。商品名を間違えているぞ。

商品名は「ちゅら花」。それは間違いない。愛飲者の女性も「ちゅらはな」と言っている様に聞こえる。

画像に映る商品のボトルにも「ちゅら花」と書いているし、最後は社長も拳で人を殴りつける仕草で「ちゅらはな」と大声で叫んでいる(そう聞こえる)。こんな事ってあるのか。自分が信じられなくなる。

まさか商品名を間違えているのに途中で気付き訂正したのか。

うーん、分からん。こんなCM初めてだ。何で「ちゅら花ひ」、「ちゅら花ひ」と言っているのだろう。間違っていたのなら、何で最初から撮り直さないのだろう。

もし商品名を間違えていたら、テレビCM史上初めてではないのかな。

しかも「こんな良い商品は他に無いぞ」と言わんばかりのCM。こんなの初めてだ。或る意味、画期的。何度も見入ってしまうし。

この違和感を狙ったのか。確かにその点では成功しているけど、あのCMでは売れるものも売れないのでは。あれでは社長を好ましいと思う人も少ないのでは。

ちょっとワザとらしいシーンも目に付く。

「こんな良い商品を作ってくれて有難う」と言わんばかりに、社長と工場長が手を握り合うシーン。逆に白々しく感じちゃう。工場長は苦笑いしている様に見えるし。

それと「クエン酸が100mlに1652mgも入っているんですね」と語っているけど、「私はamazonでクエン酸1キロを送料込みで600円程度で買っているんで、クエン酸の量に魅力は感じない。1gは1000mgだし。

それと「18種のアミノ酸が全部はいってるんですね。りんご酢の10倍も入っているんですよ」とか言っているけど、その18種類のアミノ酸の量も表記していない。

その程度の説明ではデーター重視の私は納得出来ない。どれだけの量が入っているのか、ちゃんと数値を出して欲しい。

多分、マルチビタミン・ミネラルのサプリの方が豊富に入っていると思う。現にアミノ酸が黒酢の300倍以上と言っているサプリも存在するし。そっちの方が飲み易いだろうし。

そこは天然成分の良さでアピールすべきだと思う。日本人は天然に価値を見出す民族なのだし。

本人にはテレビの前の人を威圧しようと言う気は無いと思いますが、手をブルンブルン動かす仕草には私、精神的に嫌悪感を感じます。DVされているみたい。そう感じるのは私だけでは無いと思います。

「定価は720mlで4110円。初めて申し込まれた方は税込み980円。さんぴん茶も8袋つけて送料無料」と言ってます。

それは確かに安いけど、後からあの社長の電話営業が来そうで怖い。まさかとは思うけど。

もうちょっとソフトにCMすれば良いのに。あの強面社長、笑うと可愛くて中々魅力的な筈。もっとにこやかに笑顔でCMすれば人気になると思う。社長は個性的だから売れると思うよ。

もしかしたら、あの強面社長、案外気が小さいから余裕が無くなってあんな感じになってしまったのかも。時折、自信無さそうな表情を見せる。どんなもんだろ。

それと定価4110円は私には高い。沖縄で生産されているのなら輸送量が高額になるし、良い商品のため手間が掛かっているでしょうけど、通常の黒酢と商品的にどう違うのか報せるべき。

リンゴ酢と比べるよりもその方が4110円の価値が分かり易いと思う。お年寄りはそこまで考えないのかも知れないけど。

そんな事を想いながら1000ml入り200円で買った、賞味期限が近い「ミツカン・リンゴ酢キウイミックス」を焼酎と炭酸で割って、一人シンミリと飲んでいるロンリーな私でした。


ではでは。



※コメントで御指摘がありましたが、「ちゅら花」のホームページには「ちゅら花(ちゅらはなぎ)」と書かれているそうです。私の記事が不愉快に感じられたみたいなので、多少トーンダウンして記事を手直ししました。良しなに。




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リーマンショック級の株価暴落で、消費税増税が延期になってくれれば良いのに。

2019年01月15日 00時14分30秒 | 政治・経済
ちょっと古いですが、出すのを忘れていました。「いわき市・車中泊の旅」の旅の箸休め的に読んでいただければ幸いです。


今まで来年は大不況とか、ベロも出さずに生活するしかないとか、不吉な事ばかり発言してきました。

そして12月25日現在、私の予想通り株価が大暴落しています。現時点で日経平均株は19200円台。私的には想定内。否、ドンピシャの展開です。

トランプは何を言うか分からない。アメリカとメキシコに壁を建設中。イギリスEU離脱。トルコリラも不安定でドイツも危険水域。中国とアメリカは貿易戦争中。中国の基幹産業である不動産も凍結中。ファーウェイ問題。韓国と日本も徴用工問題で犬猿の仲の関係に拍車がかかっている。

こんな状況でどうして株価が上がるのか。これだけ不安材料が揃えば、来年は大不況間違い無し。もう決定的状況だと思いますね。

私、思うのですが、安倍総理もこの展開を予想していた。否、期待していた様に思われます。彼も消費税を上げたいとは思っていない筈なので。

安倍首相は「リーマンショック級の出来事が起きない限り、消費税の増税は決行します」と言っています。

でも日経平均株価は10月の最高値24500円前後から5000円以上下がっています。これっ、リーマンショック級と言って良いのではないでしょうか。ここまで来ると消費税増税は凍結の理由付には十分。官僚もぐうの音が出ない。決断時期に入っていると思います。

アベノミクスは日経平均株価8000円台のどん底からスタートしてますが、消費税増税をそのままにしていたら半値戻しで日経平均株価が16000円前後まで落ちるのは必至。

私が安倍首相だったら今こそ「消費税増税は向こう2年間は凍結」と宣言します。それで男を上げますね。

当然、官僚は大反対すると思いますが、私なら「お前たちは反日か。反日は官僚になる資格はない。私に反論する者は日本の抵抗勢力。否、反日活動をするスパイだ。日本から出ていけ。強制退去を命じる」と言い放ちます。

そしたら国民から拍手喝采でしょう。それで調子に乗って首相をもっともっと続けちゃいますね。国民からの支持率も上がるでしょうから、反対もされないでしょうし。

本当にこのまま予定通りに消費税を10%に上げたら、本当に絶望的になりかねない。

その前に消費税を上げるより不公平感を是正すべきです。公務員の給与を非正規雇用を含めた民間の平均給与と同レベルにすべき。そうすれば不公平感がなくなり中流思想が生まれるのではないでしょうか。

そうすれば公務員に対する劣等感も払拭されて、国民の消費に結びつく。更には所得税を最大8割まで大増税する。そうすれば消費税を5%に落としても国を運営出来る。景気も回復すると思います。

今がチャンスです。今、発言すべきですよ、安倍首相。そうすれば支持率も70%台に戻ると思います。

やった方が良いよ。悪いことは言わないよ。中国、韓国経済がダメになり人件費で日本生産もペイ出来る部分が出てきたのだから絶対にやるべき。トランプを見習って日本ファーストでやりましょうよ。またバブルを起しましょうよ。


ではでは。

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いわき市・車中泊の旅。【沼ノ内弁財天・勿来の関編】

2019年01月14日 11時23分56秒 | 旅行
私、「いわき市」出身と言いながら、5.6歳で仙台に引っ越ししたもんで、あんまり「いわき市」の事を知らんのです。そして思っていた。何時かは「勿来の関」に行きたいと。

よし、「道の駅 よつくら港」で起床。ナビを設定。目指すは勿来の関。いざ行かん。

途中、子供の頃から参拝している「沼ノ内弁才天」へ。ここには2011年正月に車中泊の旅で来ていますが、その約2ヵ月後の震災でとんでもないことになりました。道には皹が入ったり、沼へ突き出た舞台が潰れたり。

その後、新しい舞台に変えられましたが残念です。古いままで残って欲しかった。

それに人気が無くなりましたね。正月なのに人気が少ない。昔は出店が出て訳の分からない物を売っていたのに。

原因は大鰻がいなくなったからだと思います。子供の頃、50円でに藁紐に鰊の干物が付いたヤツを買い沼面スレスレに落とすと、手首くらいの太さの大鰻がパクついてきました。

それが感動なんですよ。面白いのなんの。あっ、神様の使いだからそんな事言うとバチが当たりそうですが、あれは良かった。

今は大きな錦鯉や亀はいますが、大鰻は姿を消しました。多分、弁天川を伝って海に逃げちゃったのかなぁー。あの大鰻達が居なくなると眷属も居なくなった感じがします。だから人気が無くなったのかなぁー。

でも、海から近いのに津波は来なかった。霊験を感じる。何時もの様にしっかりと参拝。ここに来ないと「いわき市」に帰って来た感じがしない。私の好きなお寺です。やっぱり徳一法師に関わるお寺は心が落ち着く。

さてと、次は本命の勿来の関へ。ここから40分足らずですが到着しました。でもナビでは目的地を示しているけど、ここなのかな。

騎馬武者の銅像がある。変な屋根付きの鳥居みたいのがある。これなのかな。否、こんなのではない筈。駐車場も無いし。

アリオンを道端に止めて屋根鳥居??の前に。騎馬武者像は八幡太郎義家。源義家です。どうも安部氏を追っかけて来て、ここで和歌を詠んだみたいです。

うぅぅーーん。源氏か。私はこの人の子孫を討った家系。そしてもしかしたら降参して討たれた家系かも知れない。分からないけど私とは敵になっちゃうのだろう。うぅぅぅーーーん。

屋根鳥居をくぐる。ところどころに石碑がある。見てみると和歌が彫られてある。これっ、昔の歌人が勿来の関を詠んだ和歌だ。それが幾つもある。私は勿来の関が見たいのに。

歌碑の群を過ぎたら武家屋敷みたいな家が。覗いてみる。着物が展示してある。うーん、全然興味なし。勿来の関はどこにあるのだ。

また歩いてアリオンの元に。うーん、もしかしたら、この屋根付きの鳥居みたいなのが勿来の関なんじゃ。

考えてみれば当時の関が今も残っているとは考えにくい。しょうがないから勿来の関としてこれを造ったのでないか。うーん。

ここは私の短い人生でまた来る事も無いなと思いながら、次の行き先を考える。

そうだ、温泉に入ろう。

ここからだと湯本温泉だ。確か町営??の「みゆきの湯」と「さこばの湯」が230円で入れた筈。

噂によると「さこばの湯」は大変熱いらしい。身体中猫舌の私では湯に浸かれないのではないか。だったら「みゆきの湯」だ。でも駐車場は無かった筈。どうしようか。

スマホの地図で調べたら約2キロ手前にスーパーがある。ここに駐車して歩いて「みゆきの湯」へ行こう。お詫びに帰って来たらここで食料を買えばいいや。

そう思って歩く。結構遠い。着いた。休みだった。今日は2日。普通やっているだろ。どうすっぺ。しょうがない。また1キロ以上歩いて「さこばの湯」に行こう。

そして到着。何だ、ここは駐車場あるじゃんか。何だべなぁー、クルマでくれば良かった。帰りは大変だぞ、こりゃ。

そして「さこばの湯」に。驚いた、とんでもなく混んでいる。「みゆきの湯」が休みだったから、こっちに来た人が多いみたい。まるで刑務所の浴場状態。湯船も思ったより小さいし。こんなの嫌だなぁー。

酷かった。風呂は一人で入るに限る。風呂から出てロッカーに行くと私のショルダーバックのバックルが下のロッカーの戸に入って鍵が閉められ取れない。踏んだり蹴ったりだ。相変わらず上手く行かない人生だ。

外へ出たら真っ暗。道が分からない。スーパーの名前が分からないからナビも使えない。これは困った。

取りあえず湯本駅に向かおう。歩く。湯本駅へと歩く。でもだんだんと寂しい場所になってきた。こっちでいいのか。

白いエスティマが止まっている。助手席の女の人に湯本駅を尋ねる。逆方向でした。そうだよ。これが私の人生だよ。

えーえ、帰りは寒い中、4キロ位歩いてアリオンを駐車したスーパーに到着。パンなんぞを買って「道の駅 よつくら港」に戻りましたとさ。


ではでは。



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