安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

「国産農産物の需要拡大のカギを握るのは何か」

2022年08月04日 | 農業

令和4年8月4日 18:00~20:30

第90回『農業経営者』セミナー 聴講

 「国産農産物の需要拡大のカギを握るのは何か」

  講師:鳥山雅庸氏(㈱リバティーフーズ代表取締役社長)

    

 茨城県内の農産物を多方面で支援している製パン会社社長の鳥 山雅庸さんを講師に招き、「国産農産物の需要拡大のカギを握るのは何か」を テーマにお話していただきます。

鳥山さんは茨城・栃木・福島3県のセブンイレブンで販売するパンを製造する 会社の社長さんでありながら、

茨城県産の農産物の応援団を頼まれもしないの に自ら引き受ける熱血漢!! 

2021年秋、茨城・栃木・福島の大手コンビニエン スストアのパン売り場に、地元産小麦を使ったパンが並びましたが、

この北海 道産以外のパン用小麦を使った商品化を仕掛けた方です。

(参照:『農業経営 者』1月号・2月号の特集「茨城県産パン用小麦『ゆめかおり』が紡ぐ物語」)

関東で穫れた国産パン用小麦を使ったパンを作りたいという一度は諦めた夢を、

茨城県内で「ゆめかおり」を生産する「茨城パン用小麦栽培研究会」の生産者 との出会いを機に叶えました。

北海道産以外では珍しいタンパク含有率の高い 一定品質のパン用小麦を生産するグループとタッグを組み、

おいしさや品質に 妥協を許さない最大手のコンビニエンスストアでの商品発売に至るまでには、 さまざまな課題解決が必要でした。

情熱が人を動かし、商品が生まれ、消費者 に届けるまでに至ったのは、鳥山さんの思いや取り組みに共感し、

応援した人 たちがいたからに他なりません。

小麦のほかにもイチゴやブルーベリー、メロンをはじめ、地元産の原材料の発 掘に精力的に取り組まれてきました。

こうした取り組みの数々をご紹介いただ きます。

需要者という立場を超えて、地域の農産物の生産現場を訪ね歩き、出 会った魅力的な人たちと語り合い、

その輪を広げる活動がライフワークになっ ていらっしゃいます。

世界情勢が転換期を 迎えたいま、生産、流通、加工、消費、その他……さまざまな立場から国産農 産物の需要拡大について考える機会になれば幸いです。

 

 ●講師プロフィール

鳥山雅庸(とりやま・まさみち)氏 1966年生まれ。神奈川県出身。

東京農業大学を卒業後、菱食(現・三菱食品) に入社。その後、ネットベンチャーの設立に参画、

ミスミに3度入社という経 歴を経て、リバティーフーズ(株)に入社。

2010年に代表取締役社長に就任し、 現在に至る。

 

日本全国に知り合いがおられ、農産物全般について、具体的なお話しを聴くことが出来ました。

zoomの聴講者 50名弱の内、半数以上が知り合い。

関東地域のセブンイレブンのパンの消費量の一端を聴くことが出来ました。

 

(6) 鳥山 雅庸 | Facebook

 


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