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最後は「人」ということを忘れないで! システムトラブルの発生源

2016-01-09 | 日々のパソコン
人は立派なシステムを創り上げると過大に頼ってしまうものなんでしょうね・・・

マイナンバーの住民票への誤印字にしても然り・・・

和歌山県の津波誤報にしても然り・・・

これらのミスはすべて人による確認、入力ミス・・・そうなんです「人」なんです!

どんなにお金をかけて立派なシステムを作ろうと、

人間である人が入力や確認をしなければ駄目なんですが・・・

コンピューターが間違えるはずはないという盲目的な確信が間違いを産むんですよね。

確かに、計算機であるコンピューターが計算を間違えることはないのかも知れません・・・

ただ、厳密なことを言えば・・・

私たちの世界は10進数、コンピュータの世界では2進数なので、計算に違いが出てくるのですが・・・

この部分に置いては、専門的な話になり、私にも理解が出来かねる部分になってきますが・・・

このことも念頭に置いておく必要はあります。

実際、Excelなどでも、継続して計算していると

一桁目が今まで0やったのに1という数字が表示されることはあります。

ですから、妄信してしまうのも怖いんですが・・・


しかし、今までのニュースになったトラブルに関しては、間違ったデータや間違った操作・・・

すなわち、人間の「思い込み」だけで発生しているトラブルなんですよね。

だから、間違った操作や間違ったデータでは、そのデータによっての回答しか出してこないんですよね。


ICT社会に生きる以上、技術に踊らされることなく

ICT機器を使いこなすことが必要なんじゃないのでしょうか。


今朝は、負の経験に関するコラムを転載してみようと思います。

~以下、1月9日読売新聞朝刊より抜粋~

 
和歌山県は昨年末、11月5日が国連の「世界津波の日」に決まったニュースにわいた。
 1854年11月5日(旧暦)の安政南海地震で、津波に気づいた浜口梧陵ごりょうが稲わらに火をつけ、村人を高台に避難させた同県広川町の「稲むらの火」に由来するものだ。「津波防災の先駆者」として、啓発にかける地元の意気込みは強い。

 ところが、その和歌山県で、元日の午後、今度は不名誉なニュースがあった。津波速報メールのご配信である。
 県内全域の携帯電話に、警報音とともに「大きな津波の観測がありました」と送信。さらに約1時間後の第2報で、「津波がさらに大きくなっています」とやってしまったのだ。

今日
のノート
失敗も教訓に



 揺れはなかったため、最初から誤報と疑った人もいたが、避難した住民も多かった。たまたま観光で白浜の海沿いにいた大阪の知人も「あわてて車で高い方に逃げた」と、当時の緊迫感を振り返っていた。

 この速報メールは、県が昨年11月に開始した最先端のシステムだ。地震や津波の情報が海底ケーブルで瞬時に伝わる仕組みを活用している。だが、今年分の潮位データの入力を忘れたため、皮肉にも配信第1号が誤報になってしまった。

 立派なシステムでも、人間のミスがトラブルを引き起こすことがある。誇らしい故事とともに、負の経験もしっかり教訓にしてもらいたい。

社会部 岸部護

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