北アメリカ星雲とペリカン星雲
138億年という宇宙の歴史からすれば、われわれの出現は早かったのだろうか、それとも遅かったのだろうか。この広大無辺の宇宙の、過去から未来へと流れていく時間の中で、われわれはどこら辺りにいるのだろう。
網状星雲
太陽系の46億年の過去も、そしてその未来もおよそ分かっているが、われわれは自分たちの1000年どころか100年先すら予測できないでいる。わずかの間に科学や文明は長足の進歩を遂げたが、こんな小さな惑星の上で共に平和に暮らすという、最も基本的かつ重要な命題への解は、まだ得ていない。いつか得ることができるかどうかも、分からない。
虫の声を聞きながら星空を眺めていると、いろいろなことを考えさせられる。今夜の天体写真も昨日に続き、かんと氏からの贈り物。
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