入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「冬」 (38)

2019年02月09日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 昨日、やはり北海道にはそれなりの寒気が来ていたようだ。北海道の各地でマイクを向けられた通行人は皆、口を揃えて寒いを連発していた。札幌の気温はマイナス11度とかで、日中の気温がマイナス二桁になるのは同地では珍しいのだとか、むしろこの事実の方に驚いた。信州でも、この辺りは標高が700メートルで寒く、そのくらいになることもありはしまいか。まして入笠牧場は1千700メートル位あるから、その程度の気温では不思議でも何でもない。寒さはそれほど気にならないが、問題は降雪量である。あまり降れば、車が雪に閉じ込められてしまう。それを見極めるのが難しい。
 これから上に行くが、雪雲の動きについての予報が正しければ、入笠の雪は大したことがなさそうだ。池の平辺りまで車で行ければと期待しているが、この続きは、上から。

 牧場管理棟10時到着。気温マイナス3度。それにしても、雪の量があまりにも少ない(写真はきょうの「貴婦人の丘」)。予想に反して池の平どころか、小屋まで車で来てしまった。路面の雪は凍結して、轍が完全に氷化しているところが多かったが、とにかく今回も車の走行、その行儀の悪さには呆れた。中には故意にとしか思えないような蛇行する車輪の跡が見られ、温暖化の進行とあいまってやって来る車両は増え、荒れた状況は年々ひどくなるようだ。もうかつてのように、スノーシューズや山スキーの出番などは終わってしまったのかも分からない。
 11時ごろから雪が舞い出し、昼を過ぎて本格的に降り出した。この後2,3時間は降り続けるかも知れないが、まず、雪に閉じ込められてしまうようなことはない、と思う。夜間も時々降雪があるかも知れないが、明日は午後の3時ごろまでは好天が期待できそう。山を下りるとしても、少し気温が下がってからなら、このくらいの雪で"カメ″になる心配はないだろう。

 牧場に着いて一番に、気になっていた取水場へ行ってみた。嬉しいことに、透明感に溢れる水がこの時季でも、ドクンドクンと湧き出ていて感動した。

冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。




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