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こうして見ると、このテント場(c)は右にかなり傾斜している。テントを張る場所は平らにしてあるが、以前はそれさえもしてなかった。特段苦情も出なかったがそれでもと思い、何年ぐらい前のことだろうある雨降りの日だったが、下から重機を持ってきて平らになるよう削って貰った。その後、近くから芝を剥いできて張った。テントが大型化し、タープの使用も一般化するようになると、かなり広くしたと思っていたテント場も段々とそうではなくなった。しかし、まだ他にもテント場は3か所あるから、心配してはいない。
ここには夜間、人気がないとよく鹿が出没する。その落し物が散らばっているのに気付いてはいたが、特に差支えることもないだろうとそのままにしておいた。そしたら、気になる人もいることが分かって、その始末に努めることにした。と同時に、ここは人間さまの占有地であることを鹿に教えるため、とりあえず罠を2台仕掛けてみた。すると誘引の効果もあり、すぐに捕獲することができた。しかし、これだけでは教育効果が充分ではなかったらしく、人気のない夜は相変わらずここらをうろつくのを止めようとしない。今後も落とし物の始末はしていくが、ここが鹿には危険な場所であることを教えるのはどうしようかと迷っている。
有害動物としては最近、鹿よりかもイノシシの方が問題になっている。豚コレラの感染原因として野生のイノシシが疑われているからだが、その対策にワクチンを混入した練り物の餌を使うとの報道があった。いかにも緊急の対策に思えるし、あまり効果も期待できそうもないが、行政としても何もしないというわけにはいかないからだろう。これ以上コレラがブタに感染しては困るから、その対策は豚舎の周囲を厳重に電気牧柵を設置するなどして、イノシシをブタに近付けないようにするにしても、他方コレラに感染したイノシシは自滅していかないのだろうか。毎年、牧場もイノシシには手を焼かされているから、そこらのことをもっとよく知りたい。
冬場のイノシシの肉、特に脂身はブタなどより美味いが、いくら人間には無害だと言われても豚コレラ、大方の人には食指が動くまい。幸い県内では感染したイノシシは確認されていない。
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