■シリーズでお伝えしております「100%有害スラグは不法投棄の動かぬ証!」ですが、今回は国土交通省が整備を進める上武道路を見ていきましょう。
↑国土交通省高崎河川工事事務所のホームページよりhttp://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/joubudouro.html↑
■大同特殊鋼は、悪のトライアングルを組んで有害スラグ混合砕石の販売を正当化していました。理解しやすいように、群馬県が平成24年6月までのスラグの不法処理を図式しているので見てみましょう。
↑群馬県・大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果についてから引用。PDF ⇒ https://www.pref.gunma.jp/houdou/e1700084.html↑
この不法処理の当事者らを列挙してみます。
①有害スラグの発生元 ⇒ 大同特殊鋼渋川工場
②有害スラグのエージング処理⇒大同エコメット ※エージングとは膨張防止対策です
③有害スラグの運搬 ⇒ 群馬丸太運輸 ※実際には無料で佐藤建設工業に丸投げしていました。
■この3社は全て大同特殊鋼の連結関連会社です。有害スラグの処理は全てグループ会社内=つまり自分で処理したと偽装していたのです。外部者に処理を委託すると廃棄物と疑われるので、会社内部で製品=有価物を製造していたと装ったのです。
しかし渋川工場内で移動していたなら、この偽装も実るでしょうが、実際は100%有害スラグ生一本が大同特殊鋼渋川工場を出て、一般道をスラグ運搬車で50分ほどかかる東吾妻町の佐藤建設工業所有地に群馬丸太から丸投げされた佐藤建設工業が運んでいました。実際に行われた悪行の実態を整理してみましょう。
①有害スラグの発生元 ⇒ 大同特殊鋼渋川工場
②有害スラグのエージング処理⇒大同エコメット
③有害スラグの運搬 ⇒ 佐藤建設工業 → 有害スラグと天然石の混合処理
大同特殊鋼渋川工場から東吾妻町の混合所まで、主に国道353号線を佐藤建設工業のスラグ運搬車が100%の有害スラグを乱暴に積み込んで、ポッポッと白い有害粉じんをまき散らしながら公道を我が物顔で走り回ったのです。もちろん有害スラグの運搬をするには特別管理産業廃棄物・収集運搬の許可が必要ですが、許可など得ていません。
群馬県廃棄物リサイクル課はこのことについても、何の処罰もせず、また佐藤建設工業が有しているほかの産業廃棄物収集運搬の許可を取り消すことすらしていません。やはりスラグマネーがお役人様にもふんだんに配られているのでしょうか?
■東吾妻町箱崎の佐藤建設工業所有地に運ばれた有害スラグは、大同様の指示で15%~20%の割合で天然石と混合することになっていましたが、所詮は不法投棄なので、ミキシングマシンなどは使わず、乱暴に積み込むだけの、運任せのザックリ混合をしていました。
このようにズサンな取扱いだったため、大変驚くべきことですが、東吾妻町から有害スラグ混合砕石を運搬した、当のブラック佐藤でさえ、どこにどれだけの濃度のスラグ=有毒物質が投棄されているかわからないのです。そればかりか、手数がかかる東吾妻町の混合場所での作業を省き、現場に直接100%有害スラグ生一本を運び、現場に投棄したのです。その結果、各地で有害スラグ100%がむき出しになっている現場が確認されているのです。
おカネに目がくらんでいるブラック佐藤建設工業は、隙あらば、大同から直接現場に運んでしまえ、と考え、実行していたことは容易に想像できます。また東吾妻町より手前にある天然・盛り土材置き場にも、無慈悲にスラグを運び込んでいました。

↑東吾妻町のスラグ混合所の様子です。2014年3月に佐藤建設工業が川原のなかを何やら工事していましたが、以前この川原はスラグだらけだったことを確認しています。↑

↑佐藤建設工業の有害スラグと天然石の混合所。実は、混合所とは名ばかりで、ミキシングマシンなど無く、大同からスラグを積んできた運び屋が荷卸しやすい所にスラグを撒けていきました。他方、出荷の際には手前の積みやすい所から運びだすという、乱暴な運用が混合所で為されていました。目撃情報によると群馬県からスラグ混合所の運用停止を命令されてからも、監視の目がないことをいいことに、佐藤建設工業はスラグ混合砕石を出荷していたらしい。↑
東吾妻町箱島の有害スラグ混合所についてはこちらをご覧ください↓
○2014年5月24日:渋川市における有害な製鋼スラグ投棄事件に関する中間考察(その2)↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1298.html#readmore
■毎日新聞・杉本修作著「循環型社会の裏側」によると、大同特殊鋼は、「(スラグに)環境基準を超えるフッ素が含まれているのはやむを得ないんですよ。だから天然砕石と混ぜてフッ素の低減化をしている」として、スラグにフッ素という毒が含まれていることを平然と認めています。
フッ素が環境基準を超えて含まれていて、固体ゴミは混ぜても固体同士なので薄まることはない、ということは大同特殊鋼も百も承知しているはずです。だから、これは想像ですが、大同は、警察の事情聴取に対して「毒を薄めて低減化してはいけない、とは思っていなかった」などと話し、争っていることでしょう。
当会では話をシンプルに単純化するために、薄まっていない“100%有害スラグ生一本”の存在をシリーズとしてお伝えしています。大同特殊鋼は、スラグにフッ素という毒が含まれていることは認めているので、薄まっていない100%スラグは“毒そのもの”となってしまいます。“毒そのもの”を遮断型処分場以外の道路や擁壁の裏側に敷きこむ行為は、「不法投棄」と呼ばれるのです。
■さて、お待たせしました。今回の本題である「上武国道」の各所に見られるスラグ100%現場の実態を、当会の誇る徘徊老人軍団が調査したので、報告いたします。
*****リットン調査団の調査レポート*****
リットン調査団 100%有害スラグのレポート続けます(^^)/。

↑勝沢2号地下道付近に来てみました。↑
この場所はこちらです。↓
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↑おや~、勝沢2号地下道の周りのブロック擁壁は、ほんのり赤くなっていますよ。↑

↑「赤い!うッ」。興奮して思わず痰がからむ団員C。汚いからと、反射的に少し後ずさりする他の団員達。赤い水が流れた跡の周りには、高濃度のスラグが不法投棄されているハズだ!↑

↑ブロック擁壁の周りの盛り土を見てみましょう。あれ?何か白い塊が見えますよ。↑

↑うわ~~っ。盛り土の凸凹を平らにするため、100%有害危険スラグを不法投棄した証だぁ。↑

↑更にアップで撮影。ちょっと気持ち悪いですが我慢して見てください。有毒物の塊に見えます。大変危険なのではないでしょうか?スラグにサビが浮いています。↑

↑少し西に移動して、上武小神明信号の手前の盛り土現場に来てみました。↑
この場所はこちらです。↓
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↑草の生えてない場所が、あちこち広がっています。↑

↑細かいスラグが押し固まっています。盛り土の凸凹を平らにするため、100%有害スラグ生一本を、大同特殊鋼渋川工場から直接搬入して、現場で叩き込んだに違いありません。↑

↑うわ~っ、醜い。押し固まった中から、大量のサビ浮石が顔をのぞかせています。↑

↑スラグなのか、鉄そのものなのか?と疑うようなサビ浮き有害スラグ。白く見えるのが毒入りの石灰分が押し固まったものです。
♪赤く咲くのは鉄のサビ~ 白く咲くのは毒の粉~♪↑
白い毒の粉は粉じんとなって飛び散る恐れがあります。国土交通省の盛り土は天然の土が指定されています。なぜ有害スラグが混入しているのでしょうか?しかも100%生一本の状態で投棄されています。100%スラグは“毒そのもの”です。毒は天然の土に混ぜずに遮断型最終処分場に処分しなければ、不法投棄となってしまいます。100%有害スラグ生一本は不法投棄の証なのです。
**********続く**********
■大同特殊鋼は天然石と混ぜて毒を薄めたことにして、有価物としてのリサイクル製品「再生砕石」を装って販売していました。大同の渋川工場から、直接、有害スラグが上武国道に運ばれたとあっては、とうてい「混ぜて毒を薄めた」などとは言えません。
とすれば、とうてい「有価物」であるはずもありません。有価物でなければ「廃棄物」となってしまいます。大同・佐藤ブラック連合は一丸となって、遮断型最終処分場でない場所に不法投棄を、薄笑いを浮かべながら無慈悲に実行したのです。
■国土交通省・高崎河川工事事務所が建設を進める上武道路ですが、有毒フッ素が投棄され、まるで遮断型処分場のような状況を呈しています。国土交通省は群馬県前橋市~渋川市を、大同有毒スラグのために遮断型最終処分場代わりに使用させて、不法投棄を促しているとも言えるのです。国土交通省は不法投棄の共犯者になってもよいのでしょうか?
大同特殊鋼・佐藤建設工業は2015年9月7日に、群馬県から廃棄物処理に関し刑事告発されています。早7か月余り経過しているのに、国土交通省はスラグ不法投棄の実行犯である佐藤建設工業を未だに指名停止処分にしていません。それどころか、国土交通省は佐藤建設工業に対しなんのペナルティーを課すこともなく、いかがわしい建設資材を納入させ続けています。
またペナルティーとは別に有害スラグを投棄した佐藤建設工業に、有害スラグをすべて撤去させなければなりません。なぜ、国土交通省は佐藤建設工業をかばうのか、不思議でなりません。その結果、有害スラグ粉じんが風と共に飛び散り、雨ざらしになることで、周辺の土壌や地下水を確実に汚染しています。
■当会では、有害危険スラグを放置し、佐藤建設工業をかばい続ける国土交通省を、このまま黙って許すことができません。被害を受けるのは、いつも地域住民だからです。
ご覧頂いた上武道路の盛り土部は、分類上は土壌になります。土壌に有害スラグが不法投棄され、土壌汚染されていることになるのです。土壌が汚染されていれば土壌汚染対策法に違反している状況なのです。
こうした実態が依然として放置されたままとなっています。群馬県民はいつまでフッ素等の有毒物質の恐怖に怯えながら生きなければならないのでしょうか?
国民の生命と財産を守るはずの国の事業が、利権に歪められ、国民の生活環境保全を全うできないような状況は直ちに改善されなければならないのです。
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

↑国土交通省高崎河川工事事務所のホームページよりhttp://www.ktr.mlit.go.jp/takasaki/joubudouro.html↑
■大同特殊鋼は、悪のトライアングルを組んで有害スラグ混合砕石の販売を正当化していました。理解しやすいように、群馬県が平成24年6月までのスラグの不法処理を図式しているので見てみましょう。

↑群馬県・大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果についてから引用。PDF ⇒ https://www.pref.gunma.jp/houdou/e1700084.html↑
この不法処理の当事者らを列挙してみます。
①有害スラグの発生元 ⇒ 大同特殊鋼渋川工場
②有害スラグのエージング処理⇒大同エコメット ※エージングとは膨張防止対策です
③有害スラグの運搬 ⇒ 群馬丸太運輸 ※実際には無料で佐藤建設工業に丸投げしていました。
■この3社は全て大同特殊鋼の連結関連会社です。有害スラグの処理は全てグループ会社内=つまり自分で処理したと偽装していたのです。外部者に処理を委託すると廃棄物と疑われるので、会社内部で製品=有価物を製造していたと装ったのです。
しかし渋川工場内で移動していたなら、この偽装も実るでしょうが、実際は100%有害スラグ生一本が大同特殊鋼渋川工場を出て、一般道をスラグ運搬車で50分ほどかかる東吾妻町の佐藤建設工業所有地に群馬丸太から丸投げされた佐藤建設工業が運んでいました。実際に行われた悪行の実態を整理してみましょう。
①有害スラグの発生元 ⇒ 大同特殊鋼渋川工場
②有害スラグのエージング処理⇒大同エコメット
③有害スラグの運搬 ⇒ 佐藤建設工業 → 有害スラグと天然石の混合処理
大同特殊鋼渋川工場から東吾妻町の混合所まで、主に国道353号線を佐藤建設工業のスラグ運搬車が100%の有害スラグを乱暴に積み込んで、ポッポッと白い有害粉じんをまき散らしながら公道を我が物顔で走り回ったのです。もちろん有害スラグの運搬をするには特別管理産業廃棄物・収集運搬の許可が必要ですが、許可など得ていません。
群馬県廃棄物リサイクル課はこのことについても、何の処罰もせず、また佐藤建設工業が有しているほかの産業廃棄物収集運搬の許可を取り消すことすらしていません。やはりスラグマネーがお役人様にもふんだんに配られているのでしょうか?
■東吾妻町箱崎の佐藤建設工業所有地に運ばれた有害スラグは、大同様の指示で15%~20%の割合で天然石と混合することになっていましたが、所詮は不法投棄なので、ミキシングマシンなどは使わず、乱暴に積み込むだけの、運任せのザックリ混合をしていました。
このようにズサンな取扱いだったため、大変驚くべきことですが、東吾妻町から有害スラグ混合砕石を運搬した、当のブラック佐藤でさえ、どこにどれだけの濃度のスラグ=有毒物質が投棄されているかわからないのです。そればかりか、手数がかかる東吾妻町の混合場所での作業を省き、現場に直接100%有害スラグ生一本を運び、現場に投棄したのです。その結果、各地で有害スラグ100%がむき出しになっている現場が確認されているのです。
おカネに目がくらんでいるブラック佐藤建設工業は、隙あらば、大同から直接現場に運んでしまえ、と考え、実行していたことは容易に想像できます。また東吾妻町より手前にある天然・盛り土材置き場にも、無慈悲にスラグを運び込んでいました。

↑東吾妻町のスラグ混合所の様子です。2014年3月に佐藤建設工業が川原のなかを何やら工事していましたが、以前この川原はスラグだらけだったことを確認しています。↑

↑佐藤建設工業の有害スラグと天然石の混合所。実は、混合所とは名ばかりで、ミキシングマシンなど無く、大同からスラグを積んできた運び屋が荷卸しやすい所にスラグを撒けていきました。他方、出荷の際には手前の積みやすい所から運びだすという、乱暴な運用が混合所で為されていました。目撃情報によると群馬県からスラグ混合所の運用停止を命令されてからも、監視の目がないことをいいことに、佐藤建設工業はスラグ混合砕石を出荷していたらしい。↑
東吾妻町箱島の有害スラグ混合所についてはこちらをご覧ください↓
○2014年5月24日:渋川市における有害な製鋼スラグ投棄事件に関する中間考察(その2)↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1298.html#readmore
■毎日新聞・杉本修作著「循環型社会の裏側」によると、大同特殊鋼は、「(スラグに)環境基準を超えるフッ素が含まれているのはやむを得ないんですよ。だから天然砕石と混ぜてフッ素の低減化をしている」として、スラグにフッ素という毒が含まれていることを平然と認めています。
フッ素が環境基準を超えて含まれていて、固体ゴミは混ぜても固体同士なので薄まることはない、ということは大同特殊鋼も百も承知しているはずです。だから、これは想像ですが、大同は、警察の事情聴取に対して「毒を薄めて低減化してはいけない、とは思っていなかった」などと話し、争っていることでしょう。
当会では話をシンプルに単純化するために、薄まっていない“100%有害スラグ生一本”の存在をシリーズとしてお伝えしています。大同特殊鋼は、スラグにフッ素という毒が含まれていることは認めているので、薄まっていない100%スラグは“毒そのもの”となってしまいます。“毒そのもの”を遮断型処分場以外の道路や擁壁の裏側に敷きこむ行為は、「不法投棄」と呼ばれるのです。
■さて、お待たせしました。今回の本題である「上武国道」の各所に見られるスラグ100%現場の実態を、当会の誇る徘徊老人軍団が調査したので、報告いたします。
*****リットン調査団の調査レポート*****
リットン調査団 100%有害スラグのレポート続けます(^^)/。

↑勝沢2号地下道付近に来てみました。↑
この場所はこちらです。↓
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↑おや~、勝沢2号地下道の周りのブロック擁壁は、ほんのり赤くなっていますよ。↑

↑「赤い!うッ」。興奮して思わず痰がからむ団員C。汚いからと、反射的に少し後ずさりする他の団員達。赤い水が流れた跡の周りには、高濃度のスラグが不法投棄されているハズだ!↑

↑ブロック擁壁の周りの盛り土を見てみましょう。あれ?何か白い塊が見えますよ。↑

↑うわ~~っ。盛り土の凸凹を平らにするため、100%有害危険スラグを不法投棄した証だぁ。↑

↑更にアップで撮影。ちょっと気持ち悪いですが我慢して見てください。有毒物の塊に見えます。大変危険なのではないでしょうか?スラグにサビが浮いています。↑

↑少し西に移動して、上武小神明信号の手前の盛り土現場に来てみました。↑
この場所はこちらです。↓
<script type="'text/javascript'" charset="'UTF-8'" src="'http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?zoom=18&lat=36.42139340616264&lon=139.0943914557498&cond=&pluginid=place&z=17&mode=map&active=true&layer=place&home=on&hlat=36.42129169269628&hlon=139.0943649003248&pointer=off&pan=off&ei=utf8&v=3&datum=wgs&width=480&height=360&device=pc&isleft='"></script>

↑草の生えてない場所が、あちこち広がっています。↑

↑細かいスラグが押し固まっています。盛り土の凸凹を平らにするため、100%有害スラグ生一本を、大同特殊鋼渋川工場から直接搬入して、現場で叩き込んだに違いありません。↑

↑うわ~っ、醜い。押し固まった中から、大量のサビ浮石が顔をのぞかせています。↑

↑スラグなのか、鉄そのものなのか?と疑うようなサビ浮き有害スラグ。白く見えるのが毒入りの石灰分が押し固まったものです。
♪赤く咲くのは鉄のサビ~ 白く咲くのは毒の粉~♪↑
白い毒の粉は粉じんとなって飛び散る恐れがあります。国土交通省の盛り土は天然の土が指定されています。なぜ有害スラグが混入しているのでしょうか?しかも100%生一本の状態で投棄されています。100%スラグは“毒そのもの”です。毒は天然の土に混ぜずに遮断型最終処分場に処分しなければ、不法投棄となってしまいます。100%有害スラグ生一本は不法投棄の証なのです。
**********続く**********
■大同特殊鋼は天然石と混ぜて毒を薄めたことにして、有価物としてのリサイクル製品「再生砕石」を装って販売していました。大同の渋川工場から、直接、有害スラグが上武国道に運ばれたとあっては、とうてい「混ぜて毒を薄めた」などとは言えません。
とすれば、とうてい「有価物」であるはずもありません。有価物でなければ「廃棄物」となってしまいます。大同・佐藤ブラック連合は一丸となって、遮断型最終処分場でない場所に不法投棄を、薄笑いを浮かべながら無慈悲に実行したのです。
■国土交通省・高崎河川工事事務所が建設を進める上武道路ですが、有毒フッ素が投棄され、まるで遮断型処分場のような状況を呈しています。国土交通省は群馬県前橋市~渋川市を、大同有毒スラグのために遮断型最終処分場代わりに使用させて、不法投棄を促しているとも言えるのです。国土交通省は不法投棄の共犯者になってもよいのでしょうか?
大同特殊鋼・佐藤建設工業は2015年9月7日に、群馬県から廃棄物処理に関し刑事告発されています。早7か月余り経過しているのに、国土交通省はスラグ不法投棄の実行犯である佐藤建設工業を未だに指名停止処分にしていません。それどころか、国土交通省は佐藤建設工業に対しなんのペナルティーを課すこともなく、いかがわしい建設資材を納入させ続けています。
またペナルティーとは別に有害スラグを投棄した佐藤建設工業に、有害スラグをすべて撤去させなければなりません。なぜ、国土交通省は佐藤建設工業をかばうのか、不思議でなりません。その結果、有害スラグ粉じんが風と共に飛び散り、雨ざらしになることで、周辺の土壌や地下水を確実に汚染しています。
■当会では、有害危険スラグを放置し、佐藤建設工業をかばい続ける国土交通省を、このまま黙って許すことができません。被害を受けるのは、いつも地域住民だからです。
ご覧頂いた上武道路の盛り土部は、分類上は土壌になります。土壌に有害スラグが不法投棄され、土壌汚染されていることになるのです。土壌が汚染されていれば土壌汚染対策法に違反している状況なのです。
こうした実態が依然として放置されたままとなっています。群馬県民はいつまでフッ素等の有毒物質の恐怖に怯えながら生きなければならないのでしょうか?
国民の生命と財産を守るはずの国の事業が、利権に歪められ、国民の生活環境保全を全うできないような状況は直ちに改善されなければならないのです。
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】