次に向かったのは小安峡を越えて、県南のもう一つの秘湯、大湯温泉阿部旅館に行くことにしました。
阿部旅館は、秘湯を守る会にも加盟している、温泉マニアにはかなり有名な温泉です。受付で温泉本を提示して、スタンプを貰った後、建物に入らず、裏の温泉に。男女別の内湯と、その外に露天風呂「かじかの湯」が2つ。
夏には隣りを流れる川でも温泉状態になるそうですが、今日は雪解け水が怒濤のごとく流れており入れません。でも河岸のいたるところから熱湯が自噴しているのが見られます。泉質は単純硫黄泉、噴出温度98℃と熱めのお湯で、湯船に流れ込んでいるところの近くでは、かなりの温度になっていました。平日の温泉を満喫した一日となりました。
今日は、県南の秘湯めぐりを決行。
まずは泥湯温泉。泥湯温泉で温泉本に載っているのは、一番大きい(?)奥山旅館だけ。テレビの旅番組でも時々取り上げられる大露天風呂がありますが、この季節、残念ながら湯船の温度が下がりすぎるため、入浴できず、向かいの天狗の湯に入りました。
天狗の湯の温泉は、赤茶色の温泉で、硫黄の匂いよりも鉄分の匂いの方が強い感じでした。若干酸性なのか、肌がきゅっきゅとした感じになり、角質が取れたようにも思いました。
時々