新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

秋田の鉄道は苦境続く

2011-06-11 23:07:43 | 観光地
秋田県内にある第3セクターの鉄道2線の2010年度の利用者数がそれぞれ過去最小を更新したそうです。

角館⇔鷹巣を走る秋田内陸縦貫鉄道は41万人強(前年比▲10%)、本荘⇔矢島を結ぶ鳥海山ろく線は1985年の開業以来初めて利用者数が30万人を割り込んみ28万人強(前年比▲12%)に留まったとのこと。

3月の東日本大震災の影響が大きかったことに加え、人口減少、少子化により、通学定期での利用も大きく減少したことが理由としている。それぞれの鉄道が存続を目指して、いろいろな企画事業などを行っているが、今のところ残念ながら焼け石に水の状態のようです。

学生1人が通学で利用すると、年間延べ約400回の乗車(200日×往復)となり、この減少を観光バスで埋めようとすると、10台のツアーバスが来てようやくトントンになる計算。今年は4月以降、大震災の影響による観光客の激減は続いていると見られ、今年度はさらに減少の可能性もあり、これからどうなることやらと、眼が放せない状態です。

一時時々
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