介護段位制度の見直し議論 厚労省、目標や段位数
行政・政治 2015年10月9日 (金)配信共同通信社
厚生労働省は8日、介護現場で働く人の技術を評価する「介護プロフェッショナル・キャリア段位制度」の見直しに向けた検討会を初開催した。評価作業の煩雑さなどが影響して認定者が想定よりも少ないことが課題だ。段位数を減らすかや認定者数の目標を下げるかなどについて、2015年度中に結論をまとめる。
キャリア段位制度は、介護職員の技量を正しく評価し、賃金増ややりがいにつなげるため、12年11月にスタートした。20年に認定者数を13万人とする目標を掲げているが、周知不足や評価する事業者の負担が重いことから、今年8月時点で688人にとどまっている。
出席した委員からは「目標が高すぎる」「評価の仕組みを簡単にしてほしい」などの意見が出た。
段位は基本的な技術を持つレベル1から「トッププロ」のレベル7まで7段階あるが、現在は5以上の認定は実施されておらず4が最も高い。7段階で評価する必要があるかどうかを検討する。
行政・政治 2015年10月9日 (金)配信共同通信社
厚生労働省は8日、介護現場で働く人の技術を評価する「介護プロフェッショナル・キャリア段位制度」の見直しに向けた検討会を初開催した。評価作業の煩雑さなどが影響して認定者が想定よりも少ないことが課題だ。段位数を減らすかや認定者数の目標を下げるかなどについて、2015年度中に結論をまとめる。
キャリア段位制度は、介護職員の技量を正しく評価し、賃金増ややりがいにつなげるため、12年11月にスタートした。20年に認定者数を13万人とする目標を掲げているが、周知不足や評価する事業者の負担が重いことから、今年8月時点で688人にとどまっている。
出席した委員からは「目標が高すぎる」「評価の仕組みを簡単にしてほしい」などの意見が出た。
段位は基本的な技術を持つレベル1から「トッププロ」のレベル7まで7段階あるが、現在は5以上の認定は実施されておらず4が最も高い。7段階で評価する必要があるかどうかを検討する。