【静岡】若手医師20人に委嘱 県庁で交付式 次世代リクルーター
地域 2016年2月9日 (火)配信毎日新聞社
医学部の大学生や医大を目指す高校生らに県内での勤務を働きかける「ふじのくに次世代医師リクルーター」の委嘱状交付式が8日、県庁であった。医師不足解消を目的に始まり、今年で2年目。今期は県内の病院で働く25~35歳の若手医師20人に委嘱した。
「ふじのくに地域医療支援センター」の本庶佑理事長が「優れた指導体制には医師確保が必要。多くの仲間を集めてほしい」と激励。浜松医療センターの川勝暢さん(25)と県立総合病院の田中悠子さん(34)が代表して委嘱状を受け取った。
田中さんは医師になって3年目で藤枝市出身。県外の医学部に進学したが「育った地域に貢献したい」と戻った。「研修の様子を伝え、静岡で働く魅力を伝えたい」と話した。
県によると、県内の人口10万人当たりの医師数193・9人で全国平均(233・6人)に比べ2割少ない。県外の医大と協定を結ぶ、奨学金制度を設置するなど対策を進めている。リクルーターは任期1年で、医学部や高校などで勤務の様子を説明したり、同センターが配信するメールマガジンに寄稿したりする。【荒木涼子】
地域 2016年2月9日 (火)配信毎日新聞社
医学部の大学生や医大を目指す高校生らに県内での勤務を働きかける「ふじのくに次世代医師リクルーター」の委嘱状交付式が8日、県庁であった。医師不足解消を目的に始まり、今年で2年目。今期は県内の病院で働く25~35歳の若手医師20人に委嘱した。
「ふじのくに地域医療支援センター」の本庶佑理事長が「優れた指導体制には医師確保が必要。多くの仲間を集めてほしい」と激励。浜松医療センターの川勝暢さん(25)と県立総合病院の田中悠子さん(34)が代表して委嘱状を受け取った。
田中さんは医師になって3年目で藤枝市出身。県外の医学部に進学したが「育った地域に貢献したい」と戻った。「研修の様子を伝え、静岡で働く魅力を伝えたい」と話した。
県によると、県内の人口10万人当たりの医師数193・9人で全国平均(233・6人)に比べ2割少ない。県外の医大と協定を結ぶ、奨学金制度を設置するなど対策を進めている。リクルーターは任期1年で、医学部や高校などで勤務の様子を説明したり、同センターが配信するメールマガジンに寄稿したりする。【荒木涼子】