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E型肝炎調査、3月末から 献血1万5千人対象

2016年02月25日 19時17分24秒 | 医療情報
E型肝炎調査、3月末から 献血1万5千人対象
臨床 2016年2月25日 (木)配信共同通信社

 輸血で移植患者らがE型肝炎ウイルスに感染し慢性肝炎になったとみられる問題で、厚生労働省の血液事業に関する有識者会合は24日、東京都内の献血の感染実態調査を3月末から実施する計画を了承した。調査数は約1万5千人を予定している。日本赤十字社は調査について「終了までに4カ月程度かかる見込み」としている。

 計画によると、400ミリリットル献血などで、B型肝炎とC型肝炎、エイズの検査で陰性だった人を対象に、高感度のE型肝炎ウイルスの検査をする。結果を基に、さらなる調査や輸血の提供方法など、今後の安全対策を検討する見通し。

 ※E型肝炎

 E型肝炎ウイルスの感染で引き起こされる肝炎。汚染された水を飲んだり、豚の生レバーなどを食べたりして感染する。発熱や黄疸(おうだん)などの症状が出て急性肝炎になり、多くは自然に回復するが、一部は劇症化することもある。肝硬変やがんにつながる慢性E型肝炎になることはないとされていたが、近年、各国で慢性化が相次いで報告された。日本でも最近、肝臓移植やがん治療に伴い輸血を受けた患者5人が感染し、慢性化したケースが判明した。
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新型出生前診断:他の対象広げず 研究者ら団体方針

2016年02月25日 19時11分49秒 | 医療情報
新型出生前診断:他の対象広げず 研究者ら団体方針
臨床 2016年2月25日 (木)配信毎日新聞社

 妊婦の血液から胎児の染色体異常を高精度で判定する新型出生前診断(NIPT)で、臨床研究を実施する研究者らが参加する団体「NIPTコンソーシアム」は24日、検査対象をダウン症など現在の三つの病気にとどめ、他の病気に広げない方針を明らかにした。臨床研究の対象として現在認められているのは、ダウン症▽13トリソミー▽18トリソミー――の3疾患。【阿部周一】
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