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医院開放し演奏や寄席、空きスペース活用 京都・八幡

2016年03月03日 14時35分39秒 | 
医院開放し演奏や寄席、空きスペース活用 京都・八幡
その他 2016年3月2日 (水)配信京都新聞

 地域の人たちに空きスペースを有効活用してもらおうと、京都府八幡市男山団地内の開業医が、医院2階の無料開放を始めた。演奏会や寄席などのイベントの開催を計画し、「男山地域の活性化に役立てば」と意欲を見せている。

 内科・小児科医院を開業して40年以上の渡部成さん(77)=大阪府枚方市。団地内の少子高齢化が進む中、「1人暮らしの高齢者や親子連れが気軽に集う場所に」と、2階一部スペース(約35平方メートル)の開放を思いついた。

 男山地域に住む知人のクラリネット奏者を招き、2月7日に演奏会を初開催し、住民約50人が集まった。参加者から「また、楽しめる機会をつくってほしい」との声が上がったという。

 3月3日は昼すぎから「ひな祭り」として、地域のアマチュア落語家による寄席や、住民がちらしずしやかす汁、おしるこなどの手料理でもてなす夕食会を開く。

 空きスペースは、市内の桜の名所「さくら公園」が一望に見渡せることから、開花シーズンには室内からの花見を予定している。

 渡部さんは「長い間、多くの人に通院してもらった恩返しをしたい。趣味の教室やサークル活動の場としても使ってもらえれば」と話している
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