授業中、難病生徒に保健室行き許可せず…市立中
2016年3月24日 (木)配信読売新聞
神奈川県藤沢市立中学校で昨年4月、難病の治療中の生徒が授業中に「気分が悪くなった」と訴えた際、男性教諭が保健室に行く許可を出さなかったことが分かった。
同市教委が23日、市議会予算特別委員会で明らかにした。生徒は「自分の病気について理解されていない」とショックを受け、その後、約2週間欠席したという。吉田早苗教育長は「配慮に欠ける対応で、生徒を傷つけた」と謝罪した。
市教委によると、生徒は病気の影響で疲れやすいため、「保健室に行きたい」と申し出たが、教諭は「大事な授業なので、我慢できないか」などと応じたという。生徒は、机に体を預けるように伏せてしまい、授業が受けられなくなった。市教委は「難病を抱える生徒なので、すぐ保健室で休ませるべきだった」と、対応の誤りを認めた。
市教委の吉住潤教育部長は取材に対し、「教諭は生徒の病気について知ってはいたが、新年度が始まったばかりで、丁寧な対応ができなかった」と述べた。年度替わりの4月に向け、「教諭間の引き継ぎをしっかり行い、各生徒の事情を学校全体で共有するよう指導する」としている。
先生が『もうちょっと、頑張って、聞いてね。』
と言いたくなる気持ちは分かります。
でも、病気の人は、頑張ってきた結果の休養申し出なのです。
だから、申し送りが不十分でも、
予期せぬ状況はいつでも起こりうるのですから、
聞いていなくても、「保健室へ行きたい」との申し出は
すぐに、OKしてほしいです。
「おしっこに行きたい」と子が訴えたとき
我慢してきて我慢しきれなったときに「お便所に行きたい」と言います。
もう少し我慢したら、漏れてしまう、
この時はさすが我慢しなさいという先生はいないでしょう。
2016年3月24日 (木)配信読売新聞
神奈川県藤沢市立中学校で昨年4月、難病の治療中の生徒が授業中に「気分が悪くなった」と訴えた際、男性教諭が保健室に行く許可を出さなかったことが分かった。
同市教委が23日、市議会予算特別委員会で明らかにした。生徒は「自分の病気について理解されていない」とショックを受け、その後、約2週間欠席したという。吉田早苗教育長は「配慮に欠ける対応で、生徒を傷つけた」と謝罪した。
市教委によると、生徒は病気の影響で疲れやすいため、「保健室に行きたい」と申し出たが、教諭は「大事な授業なので、我慢できないか」などと応じたという。生徒は、机に体を預けるように伏せてしまい、授業が受けられなくなった。市教委は「難病を抱える生徒なので、すぐ保健室で休ませるべきだった」と、対応の誤りを認めた。
市教委の吉住潤教育部長は取材に対し、「教諭は生徒の病気について知ってはいたが、新年度が始まったばかりで、丁寧な対応ができなかった」と述べた。年度替わりの4月に向け、「教諭間の引き継ぎをしっかり行い、各生徒の事情を学校全体で共有するよう指導する」としている。
先生が『もうちょっと、頑張って、聞いてね。』
と言いたくなる気持ちは分かります。
でも、病気の人は、頑張ってきた結果の休養申し出なのです。
だから、申し送りが不十分でも、
予期せぬ状況はいつでも起こりうるのですから、
聞いていなくても、「保健室へ行きたい」との申し出は
すぐに、OKしてほしいです。
「おしっこに行きたい」と子が訴えたとき
我慢してきて我慢しきれなったときに「お便所に行きたい」と言います。
もう少し我慢したら、漏れてしまう、
この時はさすが我慢しなさいという先生はいないでしょう。