申し込み4千人超 大商のメンタルヘルス検定
地域 2016年3月10日 (木)配信大阪日日新聞
職場での立場に応じたメンタルヘルス・マネジメント(心の健康管理)検定試験を行う大阪商工会議所は、2015年度の全国の受験申込者数が初めて4万人を超えたと発表した。大阪の試験会場だけでも初の4千人台を記録。特に管理職の申し込みが全体の3分の2を占め、部下がストレスを抱えて不調に陥らないよう苦心する姿が浮き彫りになった。
昨年12月の労働安全衛生法改正に伴う従業員50人以上の事業所を対象にした「ストレスチェック」実施の義務化が受験申し込みの増加につながったとみられている。
大阪商工会議所は東京、名古屋など主要都市の商工会議所と連携して検定試験を実施。全国各会場の公開試験と別枠の団体特別試験を合わせた15年度の申込者は4万1964人で、スタートした06年度(1万591人)の4倍まで増えた。大阪会場の申し込みも15年度に4523人を数え、14年度(3801人)を722人上回った。
検定試験は経営幹部、管理職、一般社員の3コースに分かれる。このうち申込者の65%を占める管理職コースは部下からの相談に応じる際の留意点などを問うているが、合格率は50%台にとどまっている。
地域 2016年3月10日 (木)配信大阪日日新聞
職場での立場に応じたメンタルヘルス・マネジメント(心の健康管理)検定試験を行う大阪商工会議所は、2015年度の全国の受験申込者数が初めて4万人を超えたと発表した。大阪の試験会場だけでも初の4千人台を記録。特に管理職の申し込みが全体の3分の2を占め、部下がストレスを抱えて不調に陥らないよう苦心する姿が浮き彫りになった。
昨年12月の労働安全衛生法改正に伴う従業員50人以上の事業所を対象にした「ストレスチェック」実施の義務化が受験申し込みの増加につながったとみられている。
大阪商工会議所は東京、名古屋など主要都市の商工会議所と連携して検定試験を実施。全国各会場の公開試験と別枠の団体特別試験を合わせた15年度の申込者は4万1964人で、スタートした06年度(1万591人)の4倍まで増えた。大阪会場の申し込みも15年度に4523人を数え、14年度(3801人)を722人上回った。
検定試験は経営幹部、管理職、一般社員の3コースに分かれる。このうち申込者の65%を占める管理職コースは部下からの相談に応じる際の留意点などを問うているが、合格率は50%台にとどまっている。