被災の病院関係者ねぎらう 両陛下、東北大で
2016年3月18日 (金)配信共同通信社
東日本大震災からの復興状況を視察するため宮城県を訪問中の天皇、皇后両陛下は18日、仙台市にある東北大で、震災と医療に関するパネル展示を見学され、自身も被災したという説明役の病院関係者をねぎらった。
両陛下は、津波にのまれたため、現在もまだ再建途中という石巻市立病院の赤井健次郎(あかい・けんじろう)副病院長から被災当初の状況を熱心に聞いた。皇后さまは「ご家族も被災された中で活動をしてこられたのですね」と赤井さんら病院スタッフの苦労をおもんぱかり、天皇陛下も「大変でしたね」と話していた。
パネル展示は、日本循環器学会の学術集会に合わせて企画されたもので、津波被害を受けた沿岸部からの入院患者の受け入れや、避難所への医療チーム派遣など、震災当時の医療機関の対応を説明している。
東京電力福島第1原発事故に伴う健康への影響を調べている福島県の医師会の取り組みについても紹介している。
2016年3月18日 (金)配信共同通信社
東日本大震災からの復興状況を視察するため宮城県を訪問中の天皇、皇后両陛下は18日、仙台市にある東北大で、震災と医療に関するパネル展示を見学され、自身も被災したという説明役の病院関係者をねぎらった。
両陛下は、津波にのまれたため、現在もまだ再建途中という石巻市立病院の赤井健次郎(あかい・けんじろう)副病院長から被災当初の状況を熱心に聞いた。皇后さまは「ご家族も被災された中で活動をしてこられたのですね」と赤井さんら病院スタッフの苦労をおもんぱかり、天皇陛下も「大変でしたね」と話していた。
パネル展示は、日本循環器学会の学術集会に合わせて企画されたもので、津波被害を受けた沿岸部からの入院患者の受け入れや、避難所への医療チーム派遣など、震災当時の医療機関の対応を説明している。
東京電力福島第1原発事故に伴う健康への影響を調べている福島県の医師会の取り組みについても紹介している。