●H15年の記事より
ボトル水を5,000本製作/松江市水道局
松江市水道局はこのほど、ペットボトル「水郷松江『古代水』~忌部高原の銘水~」を5,000本(500ミリリットル入り)製作した。販売PR用として、市および水道局のイベント、災害時の備蓄用として活用するとともに、水源の水質保全や水道事業への理解を求める。
●私がおいしい松江市のペットボトルの水を飲んだのは、H21年です。
●お知らせ~~~
★★おいしい!松江市の水道水★★
おいしい水が、こんなに安く、蛇口をひねるだけで飲めるんです。
松江市を含めて水道水は、蛇口から安心して飲んで頂けるよう法律(水道法)に基づく厳しい基準が定められています。
しかし、その基準のひとつとして塩素消毒が義務付けられていることから、どうしても塩素臭が気になるというご意見もいただいています。
それだけの理由ではないと思いますが、近年、ペットボトルの水が人気を博しています。
せっかく、蛇口から安くて安心して飲める水があるのに・・・・。
そこで、この水道水を、おいしく飲んでいただけるポイントをご紹介しましう。
○水道水をよりおいしく飲む工夫
水道水が、おいしくないと感じられる理由の主なものは次の2点です。
・ 塩素臭(カルキ臭)
・ 水温の影響
塩素臭は、安全な水を供給するために加えている消毒剤の臭いです。
また水道の水は気温や、水道管が埋まっているところの地面の温度に影響を受けるため、蛇口の水の温度を一定に管理することは困難なのです。
この2つの理由から、水道水はおいしくないと思っている方がいらっしゃると思います。
水道水をよりおいしく飲むには?
きれいに洗浄した容器に水道水をいれ、冷蔵庫で冷やすと、よりおいしく感じることができます。(体温から25℃程度低い温度が目安です)このとき同時に、塩素臭も抑えられますが、まだ気になる方は、冷やす前に煮沸(5~10分)すると、塩素臭を取り除くことができます。
ただし、容器に移して保存した水、煮沸した水は、消毒剤の効果がなくなっていますので、お早めにお飲みください。
あなたも、市販のペットボトルと味くらべをしてみませんか!
蛇口からの水をお金に換算すると、100円で約458リットル分に相当し、市販されている500mlのペットボトルで約900本分、金額にして約90,000円分(1本100円で換算)となります。(平成17年度供給単価:218円/m3により算出)
○おいしい水の要件
厚生労働省(旧厚生省 おいしい水研究会)では、おいしい水の条件を、次のとおりとしています。
項目 おいしい水の条件
蒸発残留物 30~200mg/l ミネラルなどの含有量
硬度 10~100mg/l カルシウムとマグネシウムの含有量
遊離炭酸 3~30mg/l 水に溶けている炭酸ガスの含有量
過マンガン酸
カリウム消費量
3mg/l 以下水溶中の有機物濃度の指標となる数値
臭気度 3 以下
残留塩素 0.4mg/l 以下水中に残る、消毒用塩素の量
水温 20℃ 以下
松江市の水道水は、この条件をほぼ満たしている上、緩速ろ過法(自然の浄化作用である生物を利用し、時間をかけて浄化する方法)で製造されていて、蛇口からおいしく飲むことができます。その上、安全性においても、50項目の水質試験項目をクリアしたものを供給しており、安心して飲める水です。
●市民は水道料金、水道サービス、水道事業の実態、安全でおいしい水を求めている。今後は改善に努める考えである。
●平成23年尾原ダム受水を新たに得ることで、松江市は将来的にも渇水問題から解消される見通しに至った。