ちょっと条件のよくない状態で写したのできれいに写っていないが、去年の8月?に買った大物のアデニウム(砂漠のバラ)の根本です。
この画像ではよくわからないと思うが、左端の根本に問題の部分が。
アップして写してみたが、この部分に低温障害が出て、壊死した部分をくりぬいた後です。
ほかの部分はまだ硬くてしっかりしているが、この部分は半分とろけた状態でした。
こちらは上部の枝です。
こちらにも明らかな低温障害による異変が。
さらに切ると一見健全そうに見えるが、ここも少し危なさそうな感じが。
正直、ある程度予想はしていたのです。
問題が起きたのは去年買った大物の2鉢だけ。
それ以外は今のところ異常は感じません。
それでは何故この大物だけに異変が起きたのか。
それは・・・・。
これはあくまでも推測ではあるが、「去年の成長が良すぎた」ということに原因があると思うが。
成長が良すぎると・・・・。
どうしても軟弱になりがちで、人間に例えるなら「メタボ」と同じような状態に。
こうなるとどうしても耐寒性に問題が起きがちなのです。
「ウドの大木柱にならぬ」ともいうように、一気に大きくなるとどうしても中身が薄くなり、このような問題が起きるのです。
また、低温障害は後になって症状が出ることも多く、今頃は注意が必要です。
さて・・・・。
これ以上低温障害の影響が悪化しなければよいのだが・・・・。
2019.03.04.
追記(その後の顛末)です。
結局は、2鉢とも低温障害で溶けてダメになりました。
そう、いくら断水をしてみても、遅くまで成長が続くと株自体の充実も遅れてしまい、耐寒性も弱くなってしまうのです。
この2鉢以外は早めに成長が止まったこともあって、無事に冬を越しています。
そして・・・・。
半月ほど前にまた買ってしまいました。
去年買ったものよりさらに一回り大きいが、値段は同じでした。
鉢が黒いので大きさがわかりにくいが、6号(18センチ)です。
去年買ったのも同じ6号だったが、塊根は鉢に納まっていた。
が、これは鉢からはみ出しています。
株の成長自体はあまりよくないが・・・・。
根は元気に伸びています。
7号の鉢に鉢増しをしました。
右の鉢は伸びすぎている枝をカットして挿したものです。
アデニウムの挿し木は成功率が低いらしいが・・・・。