Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルの劇音楽「錬金術師」HWV43を聴く

2025-02-16 16:50:59 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
今日は1685年生まれのヘンデルが1732年に作曲され初演された
劇音楽「錬金術師」HWV43を聴きました。
「錬金術師」はベン・ジョンソンが書いた戯曲で、
この作品はその付随音楽として作曲されたものである。
聴いたCDは、イェド・ヴェンツ指揮、
ムジカ・アド・レーヌムの演奏によるもの。
序曲は堂々とゆっくりとしたテンポで始まりそのあと軽快な音楽になり、
再び最初のゆったりとした感じと軽快な音楽が交互に現れる。
次の短いエアーや続くメヌエットは軽快なテンポで進み、
サラバンドは対照的にゆったりとしたテンポで優雅な音楽である。
ブーレはオーボエやファゴットなどが活躍する軽やかな音楽である。
続くエアーは弦楽器中心に軽快なテンポで流れていく短い曲である。
メヌエットはオーボエやファゴットが舞踏的な旋律を優雅に奏でていく。
そのあとは弦楽器中心にゆったりとした優しい旋律が奏でられ、
最後のジークはオーボエやファゴットが活躍し軽快なテンポで一気に終わる。
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ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルのハープシコード組曲第1巻を聴きながら二俣川から浜松まで行く

2025-02-12 22:35:19 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は、二俣川駅を8時頃の電車に乗り東海道線を使い、
途中熱海で乗り換えて浜松まで行きました。
浜松駅に着いたのが、12時29分で、4時間半近くかかりました。
そのあと浜松駅から浜松城まで歩いて見学しました。


浜松城までの道は迷いながら行ったので、
たどり着くのに結構時間がかかりました。
駅近くの鰻の店でうな重を食べて遅い昼食をとり、
帰りは15時17分浜松発の新幹線に乗ったので、
17時前には二俣川に着きました。
行きの電車の中で聴いた曲は1685年生まれのヘンデルが作曲し、
1720年に出版されたハープシコード組曲第1巻の中の、
組曲第1番イ長調から組曲第4番ホ短調で、聴いた演奏は、
ミカエル・ボルグステーデによるハープシコードのもの。

組曲第1番イ長調 HWV426は、堂々としたプレリュードに始まり、
アルマンド、クーラント、ジークと続く優雅な曲。
組曲第2番ヘ長調 HWV427はアダージョ、アレグロ、
アダージョ、アレグロと続く4曲から成り、アレグロが軽快でいい。
4曲目のアレグロにはフーガがみられる。
組曲第3番ニ短調 HWV428は、プレリュード、アレグロ、アルマンド、
クーラント、エアーと変奏、プレストの6曲から成っている。
プレストは合奏協奏曲集作品3の6の第2楽章アレグロや、
オルガン協奏曲作品7の4(オルガン協奏曲第10番)の、
4楽章アレグロにもみられる旋律と同じである。
同じ旋律を合奏曲などでなくハープシコード独奏で聴けるのも魅力である。
組曲第4番ホ短調 HWV429は、快速のアレグロ、ゆったりとしたアルマンド、
クーラント、サラバンド、そして軽快なジークの5曲から成る。
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ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルの合奏協奏曲作品3を聴きながら二俣川から弥生台まで歩く

2025-02-02 10:24:34 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日は、二俣川から弥生台まで往復して歩きました。
阿久和交差点まで歩いたあと、左に曲がり瀬谷柏尾道路に入り、
オーガスタミルクファームに行き、そこでジェラートを食べて休憩。
そこから弥生台駅まで歩いたあと緑園都市駅まで歩き、
さらに南万騎が原駅まで歩き、そのあと二俣川まで行きました。
途中聴いたのは1685年生まれのヘンデルが、
1734年に出版された合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)作品3である。
今回聴いたCDは、ヤーノシュ・ローラ指揮、
ブダペスト・フランツ・リスト室内管弦楽団の演奏である。
軽快な演奏であり、歩く時のBGMにちょうどいい。

合奏協奏曲第1番変ロ長調 HWV312は、急-緩-急の3楽章制で、
2本のオーボエと弦楽器による協奏で、
第2楽章ラルゴは2本のリコーダーとファゴットが活躍する。
合奏協奏曲第2番変ロ長調 HWV313は、5つの曲による組曲的な構成で、
第2楽章ラルゴはチェロの伴奏に乗ってオーボエが歌うように奏でる旋律が印象的である。
第4楽章モデラートはメヌエット風で愛らしい感じでいい。
合奏協奏曲第3番ト長調 HWV314は3楽章制で、
フラウト・トラヴェルソが旋律を奏でて始まり、
第1楽章と第3楽章のアレグロの部分にはフーガ風の展開もみられる。
合奏協奏曲第4番ヘ長調 HWV315は、4つの楽章からなり、
最初の第1楽章アンダンテはフランス風序曲となっており堂々とした感じである。
第4楽章はメヌエット風で優雅な感じがある。
合奏協奏曲第5番ニ短調 HWV316は、5つの楽章からなり独奏的な部分はみられない。
第2楽章や第4楽章のアレグロはフーガ風の展開が見られ、第5楽章の速いテンポの部分など
高校時代によく聴いた私にとってはこの作品の中では1番好きである。
合奏協奏曲第6番ニ長調 HWV317は、2つの楽章からなり、
オルガンが加わり、2本のオーボエが活躍する。
第2楽章アレグロではオルガン独奏がみられ印象的である。
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因島の水軍城入口から因島大橋まで歩く

2025-01-27 07:09:38 | ウォーキングその他
先週のウォーキングについて書きます。
19日の日曜に広島の因島にある水軍城に行きました。
徳山駅前から高速バスに乗り、因島大橋まで行き、
そこから島内を走る因の島バスに乗り、水軍城入口まで、
そこからは坂を上って水軍城まで歩きました。
村上海賊の活躍したところで資料館など見学しました。


そのあと帰りは、バスが2時間後にしか来ないので、
歩いて水軍城入口から因島大橋まで行きました。
海岸の通りをのんびり歩いたのですが、
なんと1時間もかかるとは思わず、
おまけにバスの時間に間に合わないので速足で歩き、
なんとか因島大橋で尾道駅行のバスに乗り込みました。
バスで15分程度だったので歩いて40~50分程度と思ったのですが、
そんなこともなかったですね。
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ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの水上の音楽を聴く

2025-01-12 17:39:34 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
本日は朝から1685年生まれのドイツ生まれの作曲家、
ヘンデルが1710年代に作曲された水上の音楽である。
聴いたCDは ロバート・ヘイドン・クラーク指揮、
コンソート・オブ・ロンドンの演奏による。
久しぶりに、ヘンデルの音楽を聴いてみたくなり、
第1組曲から第3組曲まで聴いたが、
このCDの演奏は軽快なテンポで爽やかな感じで聴くことができた。
トランペットが活躍する第2組曲が特に印象に残った。
そのあと両者が絡み合いながら、最後は明るく終わる。
この作品には色々な演奏CDがあり、
高校時代にはパイヤール室内管弦楽団演奏のレコードや、
コレギウム・アウレウムの演奏のものをよく聴いたものだが、
今回の廉価盤のCDのボックスの中の演奏を聴いたが、
なかなか新鮮で、聴くにも十分楽しめた。
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フランチェスコ・ドゥランテのチェンバロ協奏曲変ロ長調を聴く

2025-01-05 10:11:56 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
今回取り上げるのは1684年生まれのイタリアの作曲家、
ドゥランテが1750年頃に作曲したチェンバロ協奏曲変ロ長調である。
聴いたCDは ゲラルト・ハンビッツァーのチェンバロ、
ヴェルナー・エールハルト指揮、コンチェルト・ケルンの演奏による。
第一楽章アレグロは、弦楽器とチェンバロで軽快に始まる。
そのあとチェンバロがソロで演奏する魅力的な部分になり、
そのあと弦楽器の合奏やチェンバロ独奏の部分が交互に出て、
協奏する部分もあり、趣向を凝らしながら、最後力強く終わる。
第二楽章グラーヴェは、チェンバロが抒情的な旋律を奏でて始まる。
そのあとは弦楽器の合奏とチェンバロ独奏が交互に現れ
協奏する部分も出て、さいごは静かに終わる。
第三楽章アレグロは、弦楽器とチェンバロにより軽快に始まる。
そのあと独奏チェンバロと弦楽器の合奏の部分が交互に現れ、
そのあと両者が絡み合いながら、最後は明るく終わる。
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ギュンター・ノイホルト指揮のワグナーの楽劇「神々の黄昏」を聴く

2024-12-31 18:31:40 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのはワグナーの「ニーベルングの指環」の
楽劇「神々の黄昏」である。
聴いたCDはブリュンヒルデ役が カルラ・ポール、
ジークフリート役がエドワード・クック、
グンター役がボド・ブリンクマン、
ヴァルトラウテ役がズラトミラ・ニコローヴァ、
アルベリヒ役がオレク・ブリヤーク、
ハーゲン役がヴィエーラ・ソウクポヴァー、
グートルーネ役がクルト・ベーメ、
ヴォークリンデ役がドリス・ブリュッヘマン、
ヴェルグンデ役がルクサンドラ・ヴォーダ、
フロースヒルデ役がヴィリヤ・エルンスト・モスライティス、
第1のノルン役がオルトルン・ヴェンケル、
第2のノルン役がズラトミラ・ニコローヴァ、
第3のノルン役がガブリエレ・マリア・ロンゲ、
ギュンター・ノイホルト指揮、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場管弦楽団の演奏による。

このCDは1995年に録音されたものである。
廉価盤として出されたものであっても演奏はなかなかいい。
この中でジークフリートは、ハーゲンの策略により、
媚薬によりブリュンヒルデを忘れてしまうことで、
二人の関係は変化していくとともに神の時代にも変化が生まれる。
人間の人生にも常に変化はみられるが、
来年は自分の生活にどんな変化があるのだろうかとしみじみ思い、
このCDをじっくり聴いて大みそかの日を過ごした。
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カール・ベーム指揮のワグナーの楽劇「ジークフリート」を聴く

2024-12-30 23:10:55 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのはワグナーの「ニーベルングの指環」の
楽劇「ジークフリート」である。
聴いたCDはジークフリート役がヴォルフガング・ヴィントガッセン、
ミーメ役がエルヴィン・ヴォールファールト、
ブリュンヒルデ役がビルギット・ニルソン、
さすらい人役がテオ・アダム、アルベリヒ役がグスタフ・ナイトリンガー、
エルダ役がヴィエーラ・ソウクポヴァー、
ファーフナー役がクルト・ベーメ、森の小鳥役がエリカ・ケート、
カール・ベーム指揮、バイロイト祝祭管弦楽団の演奏による。

このCDは1966年7月にライブ録音されたものである。
ジークフリートとミーメの対話の部分は、
流れるようにテンポよく展開されていき、素晴らしい。
ジークフリートが大蛇となったファーフナーを退治する場面も、
緊迫し迫力があっていい演奏である。
ブリュンヒルデのところに行こうとするジークフリートと、
それを阻止しようとするさすらい人が対峙する場面もいい。
新しい時代を築こうとする恐れを知らない若者と、
それまでの秩序を守り続けようとする老いた者の対峙は、
次の楽劇「神々の黄昏」の展開を暗示させる場面でもある。
最後のブリュンヒルデとジークフリートの二重唱も素晴らしい。
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マレク・ヤノフスキのワグナーの楽劇「ワルキューレ」を聴く

2024-12-29 22:55:44 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのはワグナーの「ニーベルングの指環」の
楽劇「ワルキューレ」である。
聴いたCDはジークムント役がジークフリート・イェルザレム、
フンディング役がクルト・モル、ヴォータン役がテオ・アダム、
ジークリンデ役がジェシー・ノーマン、
ブリュンヒルデ役がジャニーヌ・アルトマイヤー、
フリッカ役がイヴォンヌ・ミントン、
ゲルヒルデ役がエーファ=マリア・ブントシュー、
オルトリンデ役がシェリル・シュトゥーダー、
ヴァルトラウテ役がオルトルン・ヴァンケル、
シュヴェルトライテ役がアンネ・イェヴァン、
ヘルムヴィーゲ役がルート・ファルコン、
ジークルーネ役がクリステル・ボルヒャース、
グリムゲルデ役がキャスリーン・クールマン、
ロスヴァイゼ役がウタ・プリーブ、
マレク・ヤノフスキ指揮、ドレスデン・シュターツカペレの演奏による。

このCDは1981年にスタジオ録音された1回目のものである。
冒頭から激しく荒々しい音楽が速いテンポで始まる。
録音は旧録であっても素晴らしい音質である。
第1幕の終わりのノートゥングとジークムントが、
叫ぶところからの盛り上がりも良い。
第2幕のワルキューレの主題が何度も現れるところ、
また、ヴォータンとフリッカとのやりとりなど、
なかなか聴きどころがいろいろあっていい。
それにしてもこのヤノフスキの「ニーベルングの指環」は、
14枚組で昔1980円で買ったと記憶している。
旧録とはいえこの録音でこの価格とはありがたいが申し訳ない気もする。
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大山を登る、そしてワグナーの楽劇「ラインの黄金」を聴く

2024-12-28 22:57:23 | リヒャルト・ワーグナーの作品
昨日は希望が丘駅9時16分発の電車に乗り伊勢原駅まで行き、
伊勢原駅から大山ケーブルカー駅までバスに行き、
ケーブルカーで阿夫利神社駅まで行きました。

そのあと、11時過ぎに山頂までの登山コースを登りました。
大学生の頃、今から40年くらい前に登ったが、
その時に比べ、こんなに登るのがきつかったかと思いながらも
登り続けること何とか大山の山頂に着いたのが12時半頃でした。

山頂にたどり着いたときには雲がかなり出ていました。
店で山菜そばを食べたあと、下山し、13時のケーブルカーに乗り、
13時15分のバスに乗って二俣川まで戻りました。

さて、年末はワグナーの「ニーベルングの指環」を取り上げる。
今回取り上げるのは楽劇「ラインの黄金」である。
聴いたCDはヴォータン役がハンス・ホッター、
ドンナー役がエリク・ゼーデン、フロー役がシャンドール・コーンヤ、
ローゲ役がフリッツ・ウール、アルベリヒ役がフランス・アンデルソン、
ミーメ役がゲルハルト・シュトルツェ、ファゾルト役がテオ・アダム、
ファフナー役がヨゼフ・グラインドル、フリッカ役がリタ・ゴール、
エルダ役がマリア・フォン・イロシュヴァイ、
フライア役がエリーザベト・グリュンマー、
ヴォークリンデ役がドロテア・ジーベルト、
ヴェルグンデ役がクラウディア・ヘルマン、
フロースヒルデ役がウルスラ・ベーゼ、
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、
バイロイト祝祭管弦楽団の演奏による。
この録音は1958年7月27日のものである。
重々しい低音で始まる冒頭から引き込まれ、
そのあとも一気に引き込まれる圧倒的な演奏である。
モノラル録音とはいえ、聴きやすくさすがクナである。
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