Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

クシシュトフ・ペンデレツキの「デ・ナトゥーラ・ソノリス第2番」を聴く

2014-11-04 06:07:39 | 古典~現代音楽ポーランド編
一昨日、昨日もウォーキングを休みました。
昨日までに二つ仕上げないといけないことがあり、
やっと終わってようやく余裕を取り戻せた感じです。
今回取り上げるのは、1933年生まれのポーランドの作曲家ペンデレツキが、
1966年に作曲した「デ・ナトゥーラ・ソノリス第2番」である。
彼はクラクフ音楽院でマラフスキらに師事し、
その後その音楽院で教え、同院長も務めたようだ。
聴いたCDはアントニ・ヴィト指揮、
ポーランド国立放送交響楽団の演奏による。
打楽器と木管楽器により神秘的な響きで始まる。
静寂さは弦楽器によって破られていき、
音は徐々にクレシェンドして、荒々しさを増していき、
ぶつかり合う音が大音響を作り出していく。
その盛り上がりがピークに達した後は、
再び静寂さを取り戻し、最後静かに終わる。
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ヘンリク・ヴィエニャフスキの「モスクワの思い出」作品6を聴く

2014-11-01 17:51:41 | 古典~現代音楽ポーランド編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1835年生まれのポーランドの作曲家、
ヴィエニャフスキが1863年に作曲した「モスクワの思い出」作品6である。
原曲はヴァイオリンとピアノによるものだが、
聴いたCDでは管弦楽とヴァイオリン独奏の版となっている。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヴィクトール・ピカイゼンのヴァイオリン、
アレクサンドル・ドミトリエフ指揮、モスクワ放送交響楽団の演奏による。
管弦楽が主題を奏でたあと、独奏ヴァイオリンがその旋律を繰り返し、
そのあとは両者の競演となっていくが、
ヴァイオリンの技巧的なカデンツァが最初展開され、
そのあとは管弦楽の伴奏の上で、主題がヴァイオリンにより奏でられ、
さらに独奏ヴァイオリンと管弦楽で主題を変奏していく。
最後はヴァイオリンと管弦楽で盛り上がったところで終わる。
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クサヴァー・シャルヴェンカのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品56を聴く

2014-10-30 05:49:21 | 古典~現代音楽ポーランド編
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1850年生まれのポーランドの作曲家、
クサヴァー・シャルヴェンカが1880年に作曲した
ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品56である。
彼は現在ポーランドのシャマトゥウィに生まれ、
その後家族でベルリンに移ってからクラク音楽院で学んだ。
卒業後ピアニストとしてヨーロッパ中を演奏旅行した。
その後ベルリンとニューヨークに音楽院を設立し、
作曲家としても作品を残した人物である。
聴いたCDはマイケル・ポンティのピアノ、
リチャード・カップ指揮、ハンブルク交響楽団の演奏による。

第一楽章アレグロは、弦楽器によって奏でられる叙情的な旋律で始まる。
これに木管楽器や金管楽器が絡んでいき、力強い感じでもある。
そしてピアノ独奏が入り、力強いが短調で示される第一主題と、
叙情的で繊細な感じの第二主題を奏でていく。
その二つの主題は展開部に入り、変形されていく。
再現部と二つの主題をもとにしたピアノ独奏によるカデンツァを経て、
最後は第一主題を中心に盛り上がったところで終わる。
第二楽章アダージョは、弦楽器により穏やかに始まる。
独奏ピアノが入り、叙情的な主題を奏でていくが、
その甘美な旋律は、繊細な感じでもありショパン風でもある。
最後は穏やかにそして静かに終わる。
第三楽章アレグロ・ノン・トロッポは、
管弦楽の導入に続き、ピアノ独奏が舞曲風の旋律を奏でて始まる。
軽やかに流れていくようなピアノの旋律が特徴的である。
終わりの方では第一楽章の第一主題が長調で再現され、
盛り上がっていき、最後力強く終わる。
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モーリッツ・モシュコフスキのピアノ協奏曲ホ長調作品59を聴く、そして横浜から星川まで歩く

2014-10-13 11:04:58 | 古典~現代音楽ポーランド編
昨日は横浜駅から星川駅まで歩きました。
今回取り上げるのは、1854年生まれのポーランドの作曲家モシュコフスキが、
1898年に作曲したピアノ協奏曲ホ長調作品59である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはマイケル・ポンティのピアノ、
ハンス・リチャード・ストラッケ指揮、
フィルハーモニア・フンガリカの演奏による。
第一楽章モデラートは、木管楽器の優しい音に導かれ、
ピアノ独奏が入り、力強くそしてロマンティックな主題を奏でていく。
弦楽器もその主題を奏でて、ピアノ独奏がそれに絡んでいく。
きらびやかでピアノの音、そして優雅な舞踊風の旋律がいい。
主題がドラマティックに展開され、
ピアノと管弦楽で盛り上がり最後は力強く終わる。

第二楽章アンダンテは、弦楽器と木管楽器でゆったりと始まり、
叙情的な旋律が奏でられていき、その旋律を独奏ピアノが引き継いでいく。
弦楽器と独奏ピアノが旋律を交互にやりとりし、絡みながら、
ロマンティックで情熱的な音楽が展開されていく。
最後はピアノとティンパニで静かに終わりそのまま次の楽章に続く。
第三楽章スケルツォ:ヴィヴァーチェは、
ピアノの魅力が活かされた軽快なスケルツォ楽章で、
流れるような旋律が独奏ピアノによって奏でられる。
最後は管弦楽とピアノで盛り上がったところで終わる。
第四楽章アレグロ・デシーソは、管弦楽が主題を奏でて始まり、
その軽快で力強い主題をピアノが引き継いでいく。
そして、その主題とは対照的な叙情的な旋律を独奏ピアノが奏でていく。
そのあとは主題をもとにピアノと管弦楽と掛け合いながら、
流れるように、そしてロマンティックに曲は進行していく。
管弦楽とピアノとティンパニで盛り上がったところで最後終わる。
それにしても、あまり知られてない曲だとは思うが、
このモシュコフスキのピアノ協奏曲、なかなかいい。
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フレデリック・ショパンのスケルツォ第3番嬰ハ短調作品39を聴く

2014-10-10 06:14:35 | 古典~現代音楽ポーランド編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1810年生まれのポーランドの作曲家ショパンが、
1839年に作曲したスケルツォ第3番嬰ハ短調作品39である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはヴラディーミル・アシュケナージのピアノ演奏による。
力強く不気味な感じの序奏に始まり、情熱的な第一主題と、
詩情あふれる第二主題をもとに展開されていく。
流れるように進行し、最後は盛り上がって力強く終わる。
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