今回は1854年生まれのポーランドの作曲家モシュコフスキが、
1884年に作曲した「世界各地から」作品23について触れる。
「異国から」とか「すべての君主国から」と訳しているものもある。
今回聴いたCDはマーティン・ウェスト指揮、
サンフランシスコ・バレエ管弦楽団の演奏である。
第1曲「ロシア」は、クラリネットが奏でる旋律で始まる。
この旋律はやや哀愁漂い印象的であり、
そのあと対照的な明るい旋律が現れる。
交互に旋律は繰り返され、最後穏やかに終わる。
第4曲「イタリア」は、抒情的な旋律が奏でられて始まり、
フルートに導かれる軽快な旋律で始まる。
明快で優雅な感じはメンデルスゾーンを思わせもする。
曲はタランテラのようで狂乱的な部分もみられる。
第3曲「ドイツ」は、ドイツらしくホルンの吹奏で始まる。
この旋律は弦楽器などに引き継がれていくが、
旋律は抒情的で、哀愁漂うところもあり、味わい深い。
第2曲「スペイン」は、木管楽器が奏でる民謡的な旋律で始まる。
明るく軽快で、ファンタンゴのようであり、
金管楽器が加わり舞踏的になって盛り上がる。
第5曲「ポーランド」は、弦楽器が奏でる力強い旋律で始まり、
舞踏的な旋律であり、ポロネーズ風なのかなという感じである。
抒情的な旋律がそれに続き、冒頭の力強い旋律が再び現れる。
中間部は感傷的な感じの旋律が奏でられて終わる。
第6曲「ハンガリー」は、弦楽器が奏でる軽快で明るい旋律で始まり、
ハンガリーらしく、チャールダーシュらしい旋律も現れる。
最後は盛り上がったところで終わる。
ヨーロッパ各地の旅行を音楽で味わうという感じの曲である。
1884年に作曲した「世界各地から」作品23について触れる。
「異国から」とか「すべての君主国から」と訳しているものもある。
今回聴いたCDはマーティン・ウェスト指揮、
サンフランシスコ・バレエ管弦楽団の演奏である。
第1曲「ロシア」は、クラリネットが奏でる旋律で始まる。
この旋律はやや哀愁漂い印象的であり、
そのあと対照的な明るい旋律が現れる。
交互に旋律は繰り返され、最後穏やかに終わる。
第4曲「イタリア」は、抒情的な旋律が奏でられて始まり、
フルートに導かれる軽快な旋律で始まる。
明快で優雅な感じはメンデルスゾーンを思わせもする。
曲はタランテラのようで狂乱的な部分もみられる。
第3曲「ドイツ」は、ドイツらしくホルンの吹奏で始まる。
この旋律は弦楽器などに引き継がれていくが、
旋律は抒情的で、哀愁漂うところもあり、味わい深い。
第2曲「スペイン」は、木管楽器が奏でる民謡的な旋律で始まる。
明るく軽快で、ファンタンゴのようであり、
金管楽器が加わり舞踏的になって盛り上がる。
第5曲「ポーランド」は、弦楽器が奏でる力強い旋律で始まり、
舞踏的な旋律であり、ポロネーズ風なのかなという感じである。
抒情的な旋律がそれに続き、冒頭の力強い旋律が再び現れる。
中間部は感傷的な感じの旋律が奏でられて終わる。
第6曲「ハンガリー」は、弦楽器が奏でる軽快で明るい旋律で始まり、
ハンガリーらしく、チャールダーシュらしい旋律も現れる。
最後は盛り上がったところで終わる。
ヨーロッパ各地の旅行を音楽で味わうという感じの曲である。