Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・セバスティアン・バッハのゴルドベルク変奏曲ト長調BWV988を聴く

2016-02-14 18:16:11 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのはヨハン・セバスティアン・バッハが、
1741年以前に作曲したゴルドベルク変奏曲ト長調BWV988である。
聴いたCDはグスタフ・レオンハルトのチェンバロ演奏による。
主題のアリアを奏でて始まるこの曲は、
その主題をもとにした30の変奏が展開されていく。
レオンハルトの演奏は躍動的であり、気品がある。
高度な対位法の技法を用いながら作曲された30の変奏を、
次から次へと切れ目なく一気に聴かせていく。
私として印象に残ったものとしては14と15の変奏、
フランス風序曲の形式をとって壮麗な16の変奏、
旋律の動きが楽しい18と20の変奏があげられる。
また速い旋律の流れの26から29にかけての変奏も面白いし、
様々な趣向を凝らしていて飽きさせることはない。
最後に冒頭のアリアの主題が繰り返されて静かに終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハのオルガン協奏曲第6番変ホ長調BWV597を聴く

2016-02-12 06:46:22 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのはヨハン・セバスティアン・バッハが、
作曲したオルガン協奏曲第6番変ホ長調BWV597である。
聴いたCDはカール・リヒターのオルガン演奏による。
第一楽章(速度標示なし)は、最初に示された旋律が、
もう一つの声部で追っかけるように現れて、
対位法的に展開していくが、原曲が何かはわからない。
第二楽章ジーグは、舞踏風の旋律が奏でられて始まる。
のどかなで素朴な感じの曲で、最後は穏やかに終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659を聴く

2016-02-11 21:35:48 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのはヨハン・セバスティアン・バッハが、
作曲した「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659、
“Nunn komm,der Heiden Heiland”である。
聴いたCDはトン・コープマンのオルガン演奏による。
ゆったりとしたテンポの上でコラール主題が奏でられる。
低音の声部に支えられて高音の声部が主題を奏でていく。
4分ほどの曲で、最後は音を伸ばして終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハの教会カンタータ「軽佻浮薄なる霊の者ども」BWV181を聴く

2016-02-09 06:53:52 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのはヨハン・セバスティアン・バッハが、
作曲した教会カンタータ「軽佻浮薄なる霊の者ども」BWV181である。
聴いたCDはピーター・ヤン・ルーシンク指揮、
オランダ少年合唱団、ネーデルランド・バッハ・コレギウムの演奏による。
第一曲アリアは、管弦楽の序奏に続き、
「軽佻浮薄な者どもは神のみことばを台無しにする」
とバス独唱が歌っていく曲であり、。
第二曲レチタティーヴォは、アルト独唱が、
「おお、ゆがんだ魂の不幸な姿よ」と歌って始まる。
通奏低音の絡んでいくところがいい。
第三曲アリアは、通奏低音とオルガンに続き、
テノール独唱が「有害な茨が、何と多いことか」と、
歌って始まり、通奏低音・オルガンが絡んでいく。
第四曲レチタティーヴォは、ソプラノ独唱である。
高貴な種が無駄にまかれてしまうことを嘆く。
第五曲コラールは、トランペットが加わり、
管弦楽が序奏を奏でたあと合唱が入り、
神を讃える内容を歌っていく。
各独唱者と少年合唱団も加わり盛り上がって終わる。
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ヨハン・セバスティアン・バッハのヴァイオリン協奏曲ニ長調BWV1052を聴く

2016-02-08 21:44:26 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回取り上げるのはヨハン・セバスティアン・バッハが、
1738年から42年頃作曲したヴァイオリン協奏曲ニ長調BWV1052である。
聴いたCDはエミー・ヴェルヘイのヴァイオリン、
カメラータ・アントニオ・ルコの演奏による。
チェンバロ協奏曲として有名な作品の原曲である。
第一楽章アレグロは、有名な旋律に続き、
独奏ヴァイオリンが入り、管弦楽と絡んでいく。
短いカデンツァ風の部分を経て、主題が繰り返され、
最後は主題が繰り返されて力強く終わる。
第二楽章ラルゴは、ユニゾンで主題が奏でられて始まる。
牧歌風の旋律が奏でられて、独奏ヴァイオリンが活躍し、
曲調はなんともイタリア風で、最後も冒頭ユニゾンで終わる。
第三楽章プレストは、軽快で生き生きとした旋律で始まる。
これもまた有名な旋律であるが、独奏ヴァイオリンが絡んでいく。
主題が展開されていくところは熟練した作曲技法である。
主題が繰り返されて最後は堂々とした感じで終わる。
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