昨日はウォーキングを休みました。
今回とりげるのはニールセンが1914年から1916年にかけて、
作曲した交響曲第4番作品29(FS76)である。
今回聴いたCDはレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏によるもの。
高校の時に聴いたのがバーンスタイン盤であった。
最初の部分がアレグロで第一楽章にあたる。
管弦楽全体で激しく力強い主題が奏でられて始まる。
そしてもう一つ対照的で牧歌的な主題が現れ、盛り上っていく。
その後最初の主題の一部の動機をもとに展開されていき、
金管楽器中心に荒々しい感じの音楽となっていき、
もう一つの牧歌的な主題も断片的に顔を出し、
冒頭の力強い主題が再び奏でられて再現部にあたる部分を形成するが、
主題はさらに展開され、盛り上ったあと、弦楽器とティンパニが響き、
次のポコ・アレグレットの部分に入る。
クラリネットなど木管楽器による田園風な旋律が奏でられる。
前の緊張感あふれる部分とは違い、束の間の平和を感じさせ、
室内楽的な雰囲気の中、曲は進行していく。
中間部のファゴットと弦楽器のピチカートによるトリオを経て、
再び冒頭の田園風な旋律が奏でられてクラリネットの音が残って終わる。
第三の部分はポコ・アダージョ・クワジ・アンダンテで、
弦楽器により緊迫した感じの旋律が奏でられて始まる。
悲劇的な雰囲気で、重苦しさがティンパニの音とともに伝わってくる。
フルートなど木管楽器が入り、独奏ヴァイオリンとともに、
今までの重々しい雰囲気を少し変えていき、何かの解決を求める感じだが、
木管楽器が再び何か警鐘を鳴らすかのような音型を繰り返し、
その音型は弦楽器により繰り返し、不安が増幅されていく感じである。
やがて、金管楽器を中心に力強い旋律が奏でられていき、
不屈の精神を表す感じだが、再び音楽は悲劇的な感じになる。
弦楽器の揺れ動く音の上で、オーボエが旋律を奏でた後、
弦楽器による激しく速い動きの部分となり、第四の部分アレグロに入る。
弦楽器が力強く旋律を奏でていき、フーガ風の音楽が展開され、
ティンパニが荒々しくリズムを叩き、狂乱した感じの部分となる。
そして、強い意志を感じさせる力強い旋律が奏でられ、
木管楽器により第三の部分の旋律を使った音型が繰り返されたあと、
ティンパニの音と低弦が奏でる旋律が支配的となり、
荒々しいティンパニのリズムとともに金管楽器が力強く旋律を奏で、
再び弦楽器による速い動きとともに、第一の部分の中の旋律が現れ、
最後はティンパニが響く中、管弦楽全体で盛り上がりをみせて終わる。
第一次世界大戦の中でのデンマークが置かれていた状況の中で、
作曲された作品だけに、メッセージ性の高い音楽である。
そして久しぶりに聴いた録音だが、バーンスタインらしさのみられる演奏である。
今回とりげるのはニールセンが1914年から1916年にかけて、
作曲した交響曲第4番作品29(FS76)である。
今回聴いたCDはレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏によるもの。
高校の時に聴いたのがバーンスタイン盤であった。
最初の部分がアレグロで第一楽章にあたる。
管弦楽全体で激しく力強い主題が奏でられて始まる。
そしてもう一つ対照的で牧歌的な主題が現れ、盛り上っていく。
その後最初の主題の一部の動機をもとに展開されていき、
金管楽器中心に荒々しい感じの音楽となっていき、
もう一つの牧歌的な主題も断片的に顔を出し、
冒頭の力強い主題が再び奏でられて再現部にあたる部分を形成するが、
主題はさらに展開され、盛り上ったあと、弦楽器とティンパニが響き、
次のポコ・アレグレットの部分に入る。
クラリネットなど木管楽器による田園風な旋律が奏でられる。
前の緊張感あふれる部分とは違い、束の間の平和を感じさせ、
室内楽的な雰囲気の中、曲は進行していく。
中間部のファゴットと弦楽器のピチカートによるトリオを経て、
再び冒頭の田園風な旋律が奏でられてクラリネットの音が残って終わる。
第三の部分はポコ・アダージョ・クワジ・アンダンテで、
弦楽器により緊迫した感じの旋律が奏でられて始まる。
悲劇的な雰囲気で、重苦しさがティンパニの音とともに伝わってくる。
フルートなど木管楽器が入り、独奏ヴァイオリンとともに、
今までの重々しい雰囲気を少し変えていき、何かの解決を求める感じだが、
木管楽器が再び何か警鐘を鳴らすかのような音型を繰り返し、
その音型は弦楽器により繰り返し、不安が増幅されていく感じである。
やがて、金管楽器を中心に力強い旋律が奏でられていき、
不屈の精神を表す感じだが、再び音楽は悲劇的な感じになる。
弦楽器の揺れ動く音の上で、オーボエが旋律を奏でた後、
弦楽器による激しく速い動きの部分となり、第四の部分アレグロに入る。
弦楽器が力強く旋律を奏でていき、フーガ風の音楽が展開され、
ティンパニが荒々しくリズムを叩き、狂乱した感じの部分となる。
そして、強い意志を感じさせる力強い旋律が奏でられ、
木管楽器により第三の部分の旋律を使った音型が繰り返されたあと、
ティンパニの音と低弦が奏でる旋律が支配的となり、
荒々しいティンパニのリズムとともに金管楽器が力強く旋律を奏で、
再び弦楽器による速い動きとともに、第一の部分の中の旋律が現れ、
最後はティンパニが響く中、管弦楽全体で盛り上がりをみせて終わる。
第一次世界大戦の中でのデンマークが置かれていた状況の中で、
作曲された作品だけに、メッセージ性の高い音楽である。
そして久しぶりに聴いた録音だが、バーンスタインらしさのみられる演奏である。