Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

エドヴァルド・グリーグのピアノのための23の小品 EG.104を聴く

2023-11-04 07:48:13 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグが、
1859年に作曲したピアノのための23の小品 EG.104を聴いた。
聴いたCDはアイナル・ステーン=ノックレゲルグの、
ピアノ演奏によるものである。
初期の作品であるから習作的な部分がある。
彼は死後この作品を破棄してほしいと言い残しているようだ。
この中には3つのピアノ小品EG.102と、
子どものための9つの小品EG.103も含まれている。
最初のアレグロ・アジタートはショパン風である。
情熱的な曲やロマンティックでゆったりとした曲も多い。
15曲目の2声の前奏曲はバロック音楽風でもある。
最後の曲アッサイ・アレグロ・フリオーソは、
駆け抜けていくように軽快でドラマティックな曲である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エドヴァルド・グリーグの6つの歌曲 作品48を聴く

2023-11-03 09:07:24 | エドヴァルド・グリーグの作品
今回は1843年ノルウェー生まれのグリーグが、
1889年に作曲した6つの歌曲 作品48から、
第1曲「挨拶」、第3曲「この世のなりゆき」、
第5曲「ばらの季節に」、第6曲「ある夢」、
第2曲「いつの日か、わが思いは」を聴いた。
聴いたCDはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのバリトン、
ハルトムート・ヘルのピアノ伴奏によるものである。
第1曲「挨拶」はハイネの詩によるもので、
軽やかな伴奏に乗って、彼女への思いを
春到来の喜びとともにさわやかに歌っている。
第3曲「この世のなりゆき」はウーラントの詩に基づいている。
薔薇の花は、そよ風がいたずらしても「愛してくれる」とは言わないし、
露が薔薇の花を濡らしても、自ら「濡らしてよ」とは言わない。
男女の恋も同じで「愛している」とはなかなか言ってはくれない。
そんなもんだよね、世の中というものはというような感じの内容。
軽快な伴奏とともに歌は滑稽な感じで歌っている。

第5曲「ばらの季節に」はゲーテの詩によるもの。
枯れようとしている薔薇の花を見て、
自分の人生と重ねているかのような内容の詩である。
哀しい曲調の伴奏に乗って、歌は過ぎ去った青春の日々と、
消えてしまった希望を歌っているかのようである。
第6曲「ある夢」はボーデンシュテットの詩にも基づく。
女性に愛される夢を見て、それが今現実になったという内容の詩。
ロマンティックな曲で、夢が現実になった高鳴る喜びが、
自然の情景とともに徐々に盛り上がって表現されていく。
第2曲「いつの日か、わが思いは」の歌詞はガイベルの詩。
自分の命が消えるときに、自分の見つけられなかったものが与えられ、
心の安らぎを得るだろうといった内容の詩である。
ゆったりと始まる伴奏と歌に人生の終わりを感じさせ、
諦めではなく、たどり着いた真実という感じで歌われる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富山県の五箇山の合掌造り集落を歩く

2023-11-02 06:27:19 | ウォーキングその他
10月31日仕事の休みであったため、日帰り旅行を試みました。
場所は富山県の五箇山の合掌造り集落。
昨年は白川郷に行ったのだが、五箇山に行ってなかったので計画した。
自分の記録として、1日の行程を書いておきます。
5時8分二俣川から横浜行きの電車に乗り横浜で降り、
横浜から東京行の横須賀線に乗って東京まで、
6時9分発の東京発金沢行きの北陸新幹線のはくたか551号に乗った。
9時17分新高岡駅に到着し、駅で世界遺産バスの五箇山フリーきっぷを購入。
世界遺産バスは新高岡駅9時50分発に乗り、
10時55分過ぎに相倉口のバス停で降りる。
バスを降りて相倉の集落までは5分以上はかかる。
集落内は3か所のビューポイントで写真を撮り、
集落内を歩き回り、相倉民俗館を見学する。



1時間ほど滞在したあと相倉口のバス停に戻り、
萱沼方面行きのバスに12時5分過ぎに乗り萱沼へ向かう。

およそ15分で萱沼のバス停に到着し、そこから萱沼の集落へ向かう。
バス停から萱沼の集落へはすぐで、与八という店に入る。
天ざるを注文し、庭から見える集落を見ながら1時間昼食。
客は自分以外にいなかったのでゆったりとした時間を過ごせた。
そのあと集落内を見て回るが、萱沼の合掌造りの家は相倉より少ない。
塩硝の館と五箇山民俗館を見学し、エレベータで展望台に上り、
ビューポイントから写真を撮り、戻ってから集落内を再び見て回る。
バス停に戻って高岡方面行きの14時21分発の世界遺産バスに乗る。
バスが実際に来たのは14時25分過ぎだったと思うが、
そのバスで新高岡駅まで行き、15時45分頃には駅に到着。
そこから16時22分発の北陸新幹線の東京行きに乗った。
東京へは19時12分に到着し、東海道線に乗って横浜へ。
横浜駅に着いたのは20時より少し前。
そのあとは天王町で降り、夕食を済ませ、二俣川に戻った。
最初日帰りでは行けないかと思ったかと思った五箇山だが、
計画を立てて朝早くから行動すると日帰りが可能だと分かった。
新幹線のおかげでこんなこともできるんだなとしみじみ思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする