<東海道五十三次(11)>
(11) 由比~興津(おきつ)
17.由比~興津 3月21日 1時間40分 8,177歩 6キロ
今日は、ようやくの東海道歩きの再開だ。
わたしは意外と「あきらめない」性格である。いわゆる、しぶといのだ。
事情により、いったん小休止したり大休止したりして、そのたびに「なんかクチ
ばっかりだな」と勘違いされるが、自分で立てた目標までは続けるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/42/0ab79909cdcca6dcd40854e6b2fc4f8b.jpg)
由比駅に着いたのがちょうど正午である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/00/bffcd08c0a9d2e2259e063fd6bdac3b6.jpg)
腹も減ってきたが、桜えびは一度食べたことがあるし、ウォーキング中はそれほ
ど高い食事も必要ないのでパスすることにした。そのうち手ごろな店が見つかるだ
ろう。
旧道にあった、胸突き八丁の神社。登るのはなんとかなっても、降りるのが怖そ
うだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bf/43d88a28471365f1034ce4a3fc94bd9e.jpg)
薩埵(さった)峠への道は、登りがきつそうなので敬遠した。
広重の「由比薩埵峠」の壮大な景観は見たいが、再開初日からきつい山道はやめ
ておくほうが無難であろう。それに、振り返ればあれほど晴れていたのが、曇り
始めて峠に登っても富士山も見えそうにない。
左側を東名高速、右側を国道1号線という、疾走する車の轟音地獄のような真ん
中の歩道を歩く。国道を走る車が投げ捨てたのだろう、ゴミがすごい。
ひたすら歩く。
あるのは小さなミネラルウォーター1本。煙草も切れている。
そのうちになんと、食堂が二軒あるところにぶつかった。
地獄に仏、とはこれだろう。
安めの「スマル亭」という店のほうを選んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/3c1d20a081d308aa99e9fc8c64d31a9b.jpg)
桜えびのかき揚げそばが450円、稲荷が120円とお手ごろである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a4/9fb28bea967aa4d4eb1a3bb72a3ba5e7.jpg)
食べ終わると、また歩き始める。東名高速は手前で山のなかのトンネルにはいっ
て別れてしまった。
かなり歩道が広くなってきた。サイクリング車がけっこうやってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e1/20fa548a8cd1abc9aa2a77cb812cdcbe.jpg)
進行方向の左側は刑務所のような壁が続く。その向こうには駿河湾が横たわって
いるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2c/d18281bb3dd4e937d4b394968668e724.jpg)
やっと興津の町にはいった。
「!?」
脚をぴたりと止め、ムーンウォークばりに後ずさりする。
(やはり、そうだ・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/57/8837ee8b4a3db970597abe8bedef59c6.jpg)
「女体の森 宗像神社」という石柱をみて目を剥いてしまう。
(ニョタイノモリ・・・なんで・・・嘘だろ・・・)
行ってみるか、と思ったが疲れてもいたのでやめておく。罠とか、どっきりカメ
ラかも知れぬ。
すこし歩くと「身延山道入口」との表示があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b0/db5975849d3363725fe15e325f7ee33d.jpg)
たしかにこのあたりから、身延や甲府方面に何度か車で走った記憶が蘇える。
(今日は再開初日だ。無理をするのはやめておこう)
そう思い、興津駅前の喫茶店でアイスコーヒーを飲んで喉を潤し帰ることに
した。
累計:17宿(次) 日本橋より40.0里(162キロ) 所要日数:14日
所要時間:41時間10分
歩数:254,537歩 実際に歩いた距離178キロ
交通費:19,290円(戸塚までは通勤定期を使用)
宿泊費:0円
→ 東海道五十三次(10)の記事はこちら
(11) 由比~興津(おきつ)
17.由比~興津 3月21日 1時間40分 8,177歩 6キロ
今日は、ようやくの東海道歩きの再開だ。
わたしは意外と「あきらめない」性格である。いわゆる、しぶといのだ。
事情により、いったん小休止したり大休止したりして、そのたびに「なんかクチ
ばっかりだな」と勘違いされるが、自分で立てた目標までは続けるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/42/0ab79909cdcca6dcd40854e6b2fc4f8b.jpg)
由比駅に着いたのがちょうど正午である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/00/bffcd08c0a9d2e2259e063fd6bdac3b6.jpg)
腹も減ってきたが、桜えびは一度食べたことがあるし、ウォーキング中はそれほ
ど高い食事も必要ないのでパスすることにした。そのうち手ごろな店が見つかるだ
ろう。
旧道にあった、胸突き八丁の神社。登るのはなんとかなっても、降りるのが怖そ
うだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bf/43d88a28471365f1034ce4a3fc94bd9e.jpg)
薩埵(さった)峠への道は、登りがきつそうなので敬遠した。
広重の「由比薩埵峠」の壮大な景観は見たいが、再開初日からきつい山道はやめ
ておくほうが無難であろう。それに、振り返ればあれほど晴れていたのが、曇り
始めて峠に登っても富士山も見えそうにない。
左側を東名高速、右側を国道1号線という、疾走する車の轟音地獄のような真ん
中の歩道を歩く。国道を走る車が投げ捨てたのだろう、ゴミがすごい。
ひたすら歩く。
あるのは小さなミネラルウォーター1本。煙草も切れている。
そのうちになんと、食堂が二軒あるところにぶつかった。
地獄に仏、とはこれだろう。
安めの「スマル亭」という店のほうを選んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/20/3c1d20a081d308aa99e9fc8c64d31a9b.jpg)
桜えびのかき揚げそばが450円、稲荷が120円とお手ごろである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a4/9fb28bea967aa4d4eb1a3bb72a3ba5e7.jpg)
食べ終わると、また歩き始める。東名高速は手前で山のなかのトンネルにはいっ
て別れてしまった。
かなり歩道が広くなってきた。サイクリング車がけっこうやってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e1/20fa548a8cd1abc9aa2a77cb812cdcbe.jpg)
進行方向の左側は刑務所のような壁が続く。その向こうには駿河湾が横たわって
いるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2c/d18281bb3dd4e937d4b394968668e724.jpg)
やっと興津の町にはいった。
「!?」
脚をぴたりと止め、ムーンウォークばりに後ずさりする。
(やはり、そうだ・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/57/8837ee8b4a3db970597abe8bedef59c6.jpg)
「女体の森 宗像神社」という石柱をみて目を剥いてしまう。
(ニョタイノモリ・・・なんで・・・嘘だろ・・・)
行ってみるか、と思ったが疲れてもいたのでやめておく。罠とか、どっきりカメ
ラかも知れぬ。
すこし歩くと「身延山道入口」との表示があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b0/db5975849d3363725fe15e325f7ee33d.jpg)
たしかにこのあたりから、身延や甲府方面に何度か車で走った記憶が蘇える。
(今日は再開初日だ。無理をするのはやめておこう)
そう思い、興津駅前の喫茶店でアイスコーヒーを飲んで喉を潤し帰ることに
した。
累計:17宿(次) 日本橋より40.0里(162キロ) 所要日数:14日
所要時間:41時間10分
歩数:254,537歩 実際に歩いた距離178キロ
交通費:19,290円(戸塚までは通勤定期を使用)
宿泊費:0円
→ 東海道五十三次(10)の記事はこちら
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