温泉クンの旅日記

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栗林公園(1) 香川・高松

2008-12-18 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <栗林公園(1)>

 二杯目の讃岐うどんのための腹ごなしに、栗林(りつりん)公園を散策すること
にした。

 その昔、徳島に出張した帰りに電車を使うことにして、普通電車でいったん高松
まで出てそこから特急に乗ることにしたことがある。
 そのときの時間つぶしに、栗林公園をぶらぶらしたことがあった。小一時間くら
いぶらついてから繁華街のほうを歩き回り駅に戻るとまだ時間がある。近場のうど
ん店で讃岐うどんをと思い立ち、タクシーで、運転手お勧めの「わら家」の讃岐
うどんを食べた。あれもしょうががきいて旨かったな。
 だから、あまり覚えていない。



 公園の歴史を読むと、
『元亀、天正の頃から豪族であった佐藤氏によって、西南地区(小普陀付近)に
築庭されたのに始まるといわれ、その後、寛永年間(1625年頃)讃岐領主生駒高俊
によって南湖一帯が造園され、寛永19年(1642年)入封した松平頼重(水戸光圀の
兄)に引き継がれた。以来五代松平頼恭に至る百年余りの間、歴代の藩主が修築を
重ねて延享2年(1745)に完成させた。明治維新に至るまで松平家十一代228年に
わたり、下屋敷として使用された』
 とある。



 ここは、日の出とともに開園し日没で閉園となる珍しい公園だ。夏場は五時半
くらい、冬場は七時くらいから公園散策できるのだ。役所仕事らしくないところが
なんともいい。





 緑濃い紫雲山を借景として六つの池と十三の築山を巧妙に配した大名庭園で、
回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなっていて、面積は約
23万坪(75ヘクタール)と特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さ
を誇っており、その美しさは水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園をしのぐ
とさえいわれているそうだ。

 商工奨励館。建物がシンメトリーにきれいに配置されている。





 めずらしい「根上がり樫」である。天然記念物に指定されている



「箱松」と呼ばれる一群の松の裏側である。



 枝ぶりをみると、ものすごい手間をかけて松の形を整えたようである。




  ―(2)へ続く―
   →「讃岐うどん」の記事はこちら

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