<天文館(2)>
さて、そろそろ天文館である。
その名前は江戸時代に二十五代薩摩藩主、島津重豪が、の界隈に天文観測や暦を
研究する施設明時館、別名「天文館」を建設したことからきている。
降りるとしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/0fc64154851981fb79b54c779ff27a32.jpg)
降りたところにある時刻表をすかさずチェックして、頭に刻みこむ。だいたい
毎時同分で四本ぐらいだから、わたしにも覚えられる。
まだ、呑む時間にはちょっと早いので、すこし歩き回ることにする。
天文館の商店街は、ほとんどがアーケード街となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/75/ef0ad31463006cff9d4d652d35ad08f9.jpg)
これは、目の前にある桜島からの降灰を防ぐのと、南国の直射日光、そして雨を
避けるためである。
繁華街にプラスすること歓楽街が隣接している天文館は、地元のひとには天街
(てんまち)とも呼ばれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a0/8ee90caa28ab5f645d9d1fef9c672f36.jpg)
「天文館」という名称のエリアは、まったく漠然としていて、該当するエリア全体
あたりをアバウトに指す通称である。
天文館という固有の地名などは存在しない。きっちり具体的な範囲だとかの堅苦
しいことはどうでも良いという、細かい事に拘らない鹿児島人気質なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/58/7ce045405fc8f093de52b2a8c68fca1a.jpg)
大正時代初頭に山形屋呉服店が鉄筋コンクリート造りで開業した大型デパート
「山形屋」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a9/71226cebceb6e4756f25d95ac0eb2cf0.jpg)
不況の影響の店舗削減で三越は撤退したが、山形屋は頑張っている。
天文館の商店街をあちこちブラブラしているうちに、酒を呑んでもおかしくない
ような時間にようやくなった。
伊達にただぶらぶらしていたわけではなく、店の品定めはすでにすんでいた。
外から店のなかは見えないが、佇まいのいい店である。旅行客には、はいりづら
そうだ。
はいると、右に長めのカウンターがあり左手のほうがテーブル席であった。六時
前だが、もう呑んでいる常連がいるのは嬉しい。店のひとたちが若い女性たちで
あるのも誠に嬉しい。
テーブル席を勧められたので、喜んでしたがった。混んできたらカウンターに
移動するつもりである。
焼酎と薩摩揚を頼んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/eb/53deb3ecafbd908d5f5eaed4e33c9326.jpg)
ゆっくり呑んで、ホテルに戻ってチェックイン、それから自慢の露天風呂でも
楽しもうか。露天の売りは、桜島が目の前に広がるパノラマなのだ。温泉は宿泊客
が多いことから期待はしていない。
途中できびなごを追加する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1e/362af7f87db49f2310b249ba61e45ee2.jpg)
これだけあれば、けっこうわたしには呑めてしまうのである。
→「天文館(1)」の記事はこちら
さて、そろそろ天文館である。
その名前は江戸時代に二十五代薩摩藩主、島津重豪が、の界隈に天文観測や暦を
研究する施設明時館、別名「天文館」を建設したことからきている。
降りるとしよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/0fc64154851981fb79b54c779ff27a32.jpg)
降りたところにある時刻表をすかさずチェックして、頭に刻みこむ。だいたい
毎時同分で四本ぐらいだから、わたしにも覚えられる。
まだ、呑む時間にはちょっと早いので、すこし歩き回ることにする。
天文館の商店街は、ほとんどがアーケード街となっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/75/ef0ad31463006cff9d4d652d35ad08f9.jpg)
これは、目の前にある桜島からの降灰を防ぐのと、南国の直射日光、そして雨を
避けるためである。
繁華街にプラスすること歓楽街が隣接している天文館は、地元のひとには天街
(てんまち)とも呼ばれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a0/8ee90caa28ab5f645d9d1fef9c672f36.jpg)
「天文館」という名称のエリアは、まったく漠然としていて、該当するエリア全体
あたりをアバウトに指す通称である。
天文館という固有の地名などは存在しない。きっちり具体的な範囲だとかの堅苦
しいことはどうでも良いという、細かい事に拘らない鹿児島人気質なのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/58/7ce045405fc8f093de52b2a8c68fca1a.jpg)
大正時代初頭に山形屋呉服店が鉄筋コンクリート造りで開業した大型デパート
「山形屋」である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/a9/71226cebceb6e4756f25d95ac0eb2cf0.jpg)
不況の影響の店舗削減で三越は撤退したが、山形屋は頑張っている。
天文館の商店街をあちこちブラブラしているうちに、酒を呑んでもおかしくない
ような時間にようやくなった。
伊達にただぶらぶらしていたわけではなく、店の品定めはすでにすんでいた。
外から店のなかは見えないが、佇まいのいい店である。旅行客には、はいりづら
そうだ。
はいると、右に長めのカウンターがあり左手のほうがテーブル席であった。六時
前だが、もう呑んでいる常連がいるのは嬉しい。店のひとたちが若い女性たちで
あるのも誠に嬉しい。
テーブル席を勧められたので、喜んでしたがった。混んできたらカウンターに
移動するつもりである。
焼酎と薩摩揚を頼んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/eb/53deb3ecafbd908d5f5eaed4e33c9326.jpg)
ゆっくり呑んで、ホテルに戻ってチェックイン、それから自慢の露天風呂でも
楽しもうか。露天の売りは、桜島が目の前に広がるパノラマなのだ。温泉は宿泊客
が多いことから期待はしていない。
途中できびなごを追加する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1e/362af7f87db49f2310b249ba61e45ee2.jpg)
これだけあれば、けっこうわたしには呑めてしまうのである。
→「天文館(1)」の記事はこちら
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