<続・柴又を歩く>
久しぶりに柴又を訪れた。
BSのテレビで懐かしい寅さんシリーズを観たせいもあるが、それだけで遠い柴又まで足を運んだわけではない。
前回に来たときには、温泉メインの能天気な旅も全国をくまなくひと巡りしたことでもありそろそろ終わらせようかなと思っていたのを思いだす。
駅に着くと、まっすぐ寅さん記念館を目指した。
記念館に入ると、ひたすらどんどん奥に向かう。
とらやのセットも今回は興味を示さず、ひたすら進む。
タコ社長の工場も横目にやり過ごす。
あったぁ・・・。ここだ、これだった。
寅さんと関わりがある日本地図である。
日本全国の地図のそれぞれの地点に印と、そこが舞台となった寅さんの映画が掲示されている。
前回訪れた2007年にこの地図をみて、全国を「温泉巡り」のただただ一点の目的で放浪していたが、それ以外、たとえば観光などとかいう点ではまだまだあちこち放浪していないことも多いと気づかされたのだった。
おかげで2007年から今年の2015年まで新たな気持ちで旅ができた。まあ、そのお礼参りの意味で今回来たのである。
ところで本日の柴又での昼メシは帝釈天参道の「とらや」にした。
明治二十年創業の老舗で、寅さんシリーズ映画の一作目から四作目までの撮影に使用されたそうだ。
前回に参道にある蕎麦屋「やぶ忠」支店でがっかりしたのでぜひ本店でリベンジをと思ったのだが曜日が悪く休みだったからだ。
せっかくの柴又である、やはり草だんごは外せない。銚子一本と、チキンライスを注文した。というかチキンライスのメニューがあったからこの店に吸い込まれるように入ってしまったのだ。
名物の草だんごは餡子をなるべくつけずに食べることにした。熱燗の酒と餡子をつけない草だんごも、相性はまあ悪くはない。
チキンライスで一杯やっていると、周りからの視線が集中していることに気づく。
チキンライスのいい香りと、それをツマミに昼間から一杯やっている能天気なヤツだからだろう。柴又という土地柄から年配客が多いので白い目で見る客は少なく、どちらかというとチキンライスに視線が集まっているようだ。
さすがに懐かしさもあるチキンライスのルックスと香りの魅力は絶大で、きっと年配客たちの今夜の夕食メニューに多大な影響を与えたことだろう。
さて、帰りに立石に寄るかどうか、ここでわたしは凄く悩んでしまうのであった。
→「柴又を歩く①」の記事はこちら
→「柴又を歩く②」の記事はこちら
→「柴又を歩く③」の記事はこちら
→「酒場の聖地、京成立石」の記事はこちら
久しぶりに柴又を訪れた。
BSのテレビで懐かしい寅さんシリーズを観たせいもあるが、それだけで遠い柴又まで足を運んだわけではない。
前回に来たときには、温泉メインの能天気な旅も全国をくまなくひと巡りしたことでもありそろそろ終わらせようかなと思っていたのを思いだす。
駅に着くと、まっすぐ寅さん記念館を目指した。
記念館に入ると、ひたすらどんどん奥に向かう。
とらやのセットも今回は興味を示さず、ひたすら進む。
タコ社長の工場も横目にやり過ごす。
あったぁ・・・。ここだ、これだった。
寅さんと関わりがある日本地図である。
日本全国の地図のそれぞれの地点に印と、そこが舞台となった寅さんの映画が掲示されている。
前回訪れた2007年にこの地図をみて、全国を「温泉巡り」のただただ一点の目的で放浪していたが、それ以外、たとえば観光などとかいう点ではまだまだあちこち放浪していないことも多いと気づかされたのだった。
おかげで2007年から今年の2015年まで新たな気持ちで旅ができた。まあ、そのお礼参りの意味で今回来たのである。
ところで本日の柴又での昼メシは帝釈天参道の「とらや」にした。
明治二十年創業の老舗で、寅さんシリーズ映画の一作目から四作目までの撮影に使用されたそうだ。
前回に参道にある蕎麦屋「やぶ忠」支店でがっかりしたのでぜひ本店でリベンジをと思ったのだが曜日が悪く休みだったからだ。
せっかくの柴又である、やはり草だんごは外せない。銚子一本と、チキンライスを注文した。というかチキンライスのメニューがあったからこの店に吸い込まれるように入ってしまったのだ。
名物の草だんごは餡子をなるべくつけずに食べることにした。熱燗の酒と餡子をつけない草だんごも、相性はまあ悪くはない。
チキンライスで一杯やっていると、周りからの視線が集中していることに気づく。
チキンライスのいい香りと、それをツマミに昼間から一杯やっている能天気なヤツだからだろう。柴又という土地柄から年配客が多いので白い目で見る客は少なく、どちらかというとチキンライスに視線が集まっているようだ。
さすがに懐かしさもあるチキンライスのルックスと香りの魅力は絶大で、きっと年配客たちの今夜の夕食メニューに多大な影響を与えたことだろう。
さて、帰りに立石に寄るかどうか、ここでわたしは凄く悩んでしまうのであった。
→「柴又を歩く①」の記事はこちら
→「柴又を歩く②」の記事はこちら
→「柴又を歩く③」の記事はこちら
→「酒場の聖地、京成立石」の記事はこちら
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