温泉クンの旅日記

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赤湯温泉(3) 山形・南陽

2012-11-25 | 温泉エッセイ
  <餅搗きの宿(3)>

 わたしがこの宿で餅を食べるのはたしか三度目である。日帰りでも訪れているのでこの宿には四、五度きていることになる。
 それなのに、一度もこの宿のことを書いたことがないのを今回初めて知って驚いた。
 日帰りで温泉にはいったことをてっきり書いたと思っていたのだ。
 この際、せっかくなので温泉のことも紹介しておきたい。

 赤湯温泉は、今から九百年前の寛治七年(1093年)、八幡太郎(源)義家の弟義綱が草刈八幡のお告げで発見したとされる。
「赤湯」の名は、戦いで負った家来の傷により赤く染まりながらも、たちまち癒したと言われる薬効から付いたといわれている。

 男性用の風呂は「芭蕉の湯」だ。ただし夜の決められた時間からは女性用と交代となる。
 広めの湯上り処の一角が脱衣所になっている。





 湧き風呂。



 深風呂。脇には寝湯もある。



 八畳ある原石をくり抜いた露天大石風呂。





 女性用の風呂は「丹色湯」という。丹色(にいろ)とは朱色のことで、赤湯に因み名づけたものだ。
 滝風呂と湯溜まり風呂。





 蔵王大岩露天風呂。



 蔵王石の一枚岩をくり抜いた石風呂である。
 この石風呂が一番湯の泉質がいいと思う。匂い、湯触りが抜群だ。
 ただし、ふだん女性用なので残念ながら男のわたしは宿泊しないと入れないのがネックだ。

 温泉好きの餅好きなので、赤湯温泉では両方楽しめるこの宿しか知らないがわたしはそれで充分満足している。


  →「餅搗きの宿(1)」の記事はこちら
  →「餅搗きの宿(2)」の記事はこちら


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