温泉クンの旅日記

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ろぐ亭のカルビ 長野・中軽井沢

2007-12-19 | 食べある記
  <ろぐ亭>

「軽井沢なんてよく行きますか」
 そう訊かれると、返答にちょっと困る。
「ええ、まあ・・・」
 軽井沢にも温泉がいくつかあり、一時期かためて行ったことがあるが、いまは
昼食にたち寄るぐらいなものだ。もっとも気に入っている宿がひとつあることは
あるが。
 遠距離をいつも旅するから、わたしにとって軽井沢は通過点であることが多い。
 

 旅先の昼食はだいたい蕎麦に決めているのだが、軽井沢では蕎麦は「捨て」だ。
 あまり旨くないわりに値段が高いし接客態度も悪い。(と、わたしは思うのだ)
「軽井沢の蕎麦屋で接客が悪いのは、オマエが金持ってない人種とひと目で見抜か
れているからじゃないの」
 と友人が軽口を言うが、なんとなく一理あるかもしれない。
 どうしても蕎麦が食べたいのなら小諸まで足を伸ばすか、ぐっと手前の埼玉県で
食べる。

 余談だが、ジョンレノンが毎日通っていた旧軽のパン屋に今回寄って買って食べ
てみたが、まったくもってたいしたことなかった。レノンもイギリス人だからな
あ、というのが感想だ。店の接客もなっていない。向かいの浅野屋のほうが断然
いい。

 軽井沢での昼メシは焼肉と決めている。
 中軽井沢駅から鬼押出し草津方面に向かう道がまっすぐ伸びており、最初の信号
から五十メートルぐらいを住宅街のほうに右折して五十メートルくらいの左手に
その店はある。



 ろぐ亭・・・・その名のとおりログハウスのお洒落な店だが、見た目よりも格安の
料金である。蕎麦ぐらいの料金で「カルビ定食」が食べられるのだ。外観はクリス
マス仕様になっているようで、夕方に来れば電飾が華やかであることだろう。
 ここは宿泊用のログハウスも敷地内にある。いわゆる女性好みの店だが、男でも
充分満足できるのだ。



 入り口にメニューがあり、みると、ひさしぶりに来たので少し値上がりをした
ようだ。
 
 わたしはいつも「上かルビ定食」を奮発するが、それでも千二、三百円である。
この店一番の売れ筋メニューだ。
 内部の清潔な雰囲気、なんとなく「軽井沢だなあ・・・」という感じがする。
別荘族と観光客リピーターという客層である。カップルも多い。肉を焼く煙がもう
もうとたちこめるような焼肉屋でカップルをみると「ふぅむ・・・コンニャロメ」
と思うが、ここにはそんな空気は流れない。



 上カルビ定食の肉は箸でもちぎれるくらい上質な肉である。
 肉とご飯がもうすこしあるといい、なんなら両方お代わりしたいなあと思うが、
これぐらいが旅先の昼食にはちょうどいいのだろう。



 軽井沢ではここ「ろぐ亭」だけでなく、国道沿いの焼肉屋でもなかなかいける
店が多いのだ。


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1 コメント

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Unknown (にゃぁ)
2008-01-19 14:25:13
 なんだか、お肉が少なそうで、寂しい感じがするにゃぁ!
 焼肉屋の大切なところは、肉の質はもちろんですが、やっぱり、それに似合うどれだけおいしい「ご飯」を出してくれるか、だと思いますにゃぁ。
 肉は良くても、ご飯が古古古古古米で、パサパサしていたら、せっかくの肉の価値が半半半半半減してしまいますにゃぁ。
 日本人は、口中で複数の食材をブレンドして、食を楽しみます。まず、お味噌汁を口中に含み、その味が残っている間に白米を、更に口中に放り込む。それによって、味噌汁の塩分と白米の味と舌触りを楽しむ。
 願わくば、肉質にあった白米であったことを、願ってやみませんにゃぁ!
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