「水俣病を世界に伝えた写真家の故ユージン-スミスさん(1918~1978)を、俳優のジョニー-デップさんが演じる映画制作の計画が進んでいる」そうです。すでに「米映画関係者が熊本県水俣市を訪れ、水俣病患者らに制作の意向を伝え」られたそうです。「スミスさんは第2次世界大戦中、従軍カメラマンとして沖縄などの戦地を踏み、71年から3年間、妻のアイリーン-美緒子-スミスさん(68)と水俣に滞在」されたそうです。その時「母に抱かれて入浴する胎児性水俣病患者の上村智子さん(77年に21才で死去)らの撮影に共同で取り組み、集大成の写真集《MINAMATA》で世界に衝撃を与え」、注目されました。映画は「年明け以降、国内外で撮影が本格化し、水俣の風景も盛り込まれる見通し」だそうです。ジョニー・デップさんが主演という事でも世界の注目を集めるでしょう。「アイリーンさん『水俣の今に光を当ててもらいたい』と話」されています。
(下:2018年10月25日朝日新聞-奥正光「水俣病伝えた写真家-故ユージン-スミス 映画に ジョニー・デップさん主演 米映画関係者が患者と面会」より)
(下:2018年10月25日朝日新聞-奥正光「水俣病伝えた写真家-故ユージン-スミス 映画に ジョニー・デップさん主演 米映画関係者が患者と面会」より)