米焼酎かす、農産物の生育を促す

　「 米を原料とする熊本県名産《球磨焼酎》の製造過程で発生するかすを利用し、農産物の生育を促す技術を熊本県の学生が開発」されたそうです。「開発したのは崇城大(熊本市)大学院生古賀碧さん(２４)」達です。「４月に新会社<Ｃiamo(しあも)>を設立し、大学生や技術顧問の教授ら５人で活動」されてるそうです。「古賀さんは、熊本県南部の球磨地方出身。年間約２万６千トン発生する焼酎かすを『再利用できないか』と、研究を始め、大学４年の時、光を利用して植物の栄養を生み出す<光合成細菌>の成長を、かすが促すことを発見。光合成細菌の培養キット《くまレッド》(1セット５３００円)として試験販売を進めてきた」とのことです。「キットは、水田に入れたり、薄めて畑の作物に与えたりして利用。県内の農家を中心に販売する傍ら、作物ごとに効果を検証中」とのことです。農作物も焼酎に酔っぱらうかも🙆
(下:２０１８年１０月２５日宮崎日日「焼酎かすで農産物生育促進　熊本の学生　培養キット販売」より)