風疹予防接種、抗体検査、３年無料

　風疹流行が近年問題となっています。「厚生労働省は(１２月)１１日、風疹の新たな対策として、子供のころに予防接種の機会がなかったために特に感染リスクが高いとされる３９～５６歳男性を対象に
２０１９年から約３年間、免疫の生むを調べる抗体検査とワクチン接種を原則無料にすると発表した」そうです。「訪日客の減少など国際的影響も懸念される中、政府がようやく対策に本腰を入れた」と評されています。「開始は春移行になる見通し」だそうです。対象になる人はまず抗体検査を受けられるよう勧められています。
(下：２０１８年１２月１２日西日本新聞「風疹予防接種　３年無料　３９ー５６歳男性　来年から」より)


ーーーーーーーー以下は関連ーデジタルニュースより
　<風疹と麻疹予防接種、妊娠希望女性に助成　
　北九州市が１月下旬から>
　　　　　　2018年12月12日 06時00分
風疹や麻疹（はしか）の全国的な流行を受け、北九州市は来年１月下旬、妊娠を希望する女性や児童福祉施設の職員が、風疹と麻疹の予防接種を受ける際の助成事業を始める。市議会保健病院委員会に１１日、報告した。
(北九州)市によると、風疹は妊婦が感染すると、生まれてくる子どもに難聴や心臓疾患などの障害が起きる恐れがある。麻疹は感染力が強く、特に乳幼児がかかると重症化することもある。
　新しく補助対象になるのは、市による検査（無料）で風疹の抗体が低いと判定された妊娠希望者と、その配偶者や同居者。麻疹は保育所などの職員が対象で、過去の接種が１回以下であることが条件になる。
　現在は、乳幼児期の定期接種以外は全額自己負担となっている。今後助成額を決め、県の予防接種助成事業を活用する。市によると、風疹と麻疹の混合ワクチン接種は１万１千円前後という。
( ＝2018/12/12付 西日本新聞朝刊＝より)