「辺野古工事止めて」、ネット署名進む

　「ハワイ在住で、母方が沖縄にルーツをもつ作曲家のロバート-カジワラさん(３２)が提案し」始められた署名活動が注目されています。「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事を止めるよう求める嘆願書に賛同する署名集め」です。「米ホワイトハウスの嘆願書サイトで」、「オバマ前大統領時に開設された市民の声を聞く《Ｗe the Ｐeopel》」で、「１カ月間で１０万筆が集まれば、米政府が内容を検討して何らかの返答をする仕組み」だそうです。ロバート-カジワラさんが始めた署名は「開始から１０日経った１７日夕の時点ですでに８万筆を超えている」そうです。「期限は来年１月７日。１３歳以上なら居住地や国籍は問わず誰でも署名できる」そうです。
カジワラさんは「辺野古の埋め立て工事は沖縄の人びとの民主主義に傷をつけることであります声に耳を傾けること、民主主義を尊重し実践することは日米政府にとっても大切なことであり、それは基地建設を止めるということだ」と話されています。
(下:２０１８年１２月１８日朝日新聞-伊藤和行「米大統領へ『辺野古工事止めて』嘆願書のネット署名８万筆超す」より)