2015年津南・辰ノ口地区の残雪状況
このところ津南がらみの記事が続いていますが、今回も東京方面から関越を利用して津南へ向かうときに利用する国道353号線・十二峠ルートの災害復旧現場の様子を話題にします。
その十二峠ルートは関越の石打ICを降りて津南に向かうには最短ルートなのだが、 昨春の山菜シーズン頃に始まって夏の盛りになっても 「災害復旧のため通行禁止」の情報板が設置されており、もっと北側の峠越えのルートで十日町経由の迂回をしないとならなかったのです。 しかし今回の雪まつりの際には、 「現地は片側交互通行ながら通行可能」 と判っていたので、利用しました。
災害現場は石打側から十二峠のトンネルを越えて、清津峡のに下って行く途中にある三番目だったかのスノーシェッドがその場所でした。
その災害の様子は 「一般国道353号 十二峠新トンネル開削期成同盟会」が公開したpdf文書で詳しい位置を示す地図や土砂崩れ発生直後の写真を閲覧出来ます。
現場を通過して、復旧工事現場の様子を見た感じでは、 コンクリート製のスノーシェッドの天井が土砂崩れの直撃を受けて損傷し、ある部分は崩れ、ある部分は亀裂が生じたと見受けられます。 なにせ現場は信号機が置かれた片側交互通行ですから、 車を停止させて、 落ち着いて観察するなんて出来ません、 少しスピードを落として、チラッと眺めるのが精一杯でした。
清津峡側から見ると、スノーシェッド入り口は1車線分の幅で仮設された「コの字」を左回転させた様な形のコンクリート製の構造物となっていました。 またその入口から中に入ると頑丈なH型鋼を組み合わせた支保工が天井を支えていました。

スノーシェッド入り口

スノーシェッド内部の支保工の様子