誕生日の貰い物

2015-03-20 07:37:49 | タナカ君的日常
 今年の僕の誕生日はもう過ぎてしまった。 僕が子供だった頃の我が家、いや我が家だけでなく隣近所の大半も貧乏な生活だったから、 お誕生パーティーだとか、プレゼントだとか、 そんな風習とはほとんど無縁な生活だった。

 過日の誕生日には 離れて暮らす息子家族が孫を連れて遊びに来てくれることになった。  古希 + 1 のジジイにとっては、遊びに来てくれるだけで充分なのだが、 訪れる方は何かの包を持ってきた方が気持ちが落ち着く様で 「プレゼントは何が良いか?」と電話で聞いてくれた。
 
 此の頃は身体にガタが来たと感じることが多くなり、誕生日が来ても、あまり嬉しく無い。 そして誕生日のプレゼントも欲しいとも思わない(ウソです、プレゼント大歓迎、しかし自分からは言えない)。 それでリクエストしたのがオリンパス社のデジカメ TG-3のアタッチメント、 超近接撮影の時に使用するライトガイド”LG-1”


”ライトガイド LG-1” です。


 どうしてこんな物が欲しかったのか? 雪の結晶撮影には背景光の他にカメラ側から雪を照らす光源が必要で、今迄は表面照射光源として、複数個のLED素子を使った手作り光源を使用していましたが、 メーカー製のそれは、たった1個のLEDチップからの光をライトガイドを通して、レンズの周囲360°から、レンズ直前に置かれた被写体を均一に照射する機能を持つアタッチメントなのです。 それを雪の結晶撮影装置に組み込んだらどんな写真が撮れるか? そんな用途に使うために、買おうかどうしようか? 悩んでいたところなので、プレゼント希望のリクエストをしたのです。

 それから、「プレゼントの箱はちっぽけなライトガイドを収めるにはずいぶんと大きいサイズだな?」 そう思った箱の中からは革手袋も出て来ました。


 ところで、 このブログにも時折登場してくれるショージ君から「社会人になった子供から何かプレゼントしてあげる」そう言われて「どのくらいの金額の物を欲しいと言って良いものか? と悩んだ事がある」そんな話を聞いた事があって、その時には「iPadみたいな金額の物でも、「俺も専用の物が欲しから買ってくれ」と言えば良いんじゃないですか」と気楽に答えていたけれど、 いざ自分がその立場になると変に気を使っちゃうものだと知りました。
コメント