横浜田舎物語

サザン、サッカー、ロードバイク
エイジレスばあばのパワフルな日々
をお届けします

夢のあとさき(大島~今治・終点 サンライズ糸山編)

2008-11-10 | 自転車
11/2(日)

”大島”と名の付くところは全国に5か所あると聞きました
そのうちの一つがここしまなみ海道の大島

行程中、最難関と書いたのは島に入るために渡った大島大橋から
数キロにわたって、だらだら坂が続くからです

車で通る人にはぜったいわからないほどのだらだら坂ですが、
とにかく長い



ママチャリだったり、乗りなれていない人は降りて押して歩いていました
そのうえ、景色もいまいちで、いったいどれだけ進んだら次の橋が
見えてくるのか・・

それでもあと少しで最後の橋”来島海峡大橋”が見れると思うと
残った気力と体力を振り絞って前に進みました

ようやく道の頂上あたりに着くとあとは海の見える場所まで
一直線の下り坂

まったく人生と同じで、上るのは至難の業でも、下りは瞬く間の
出来事です

しかし、この下りの先にはとてもうれしいことが待っていました

これが”来島海峡大橋”です



初めてこの橋をバスの中から見たとき、あまりの美しさに驚きました

しまなみの中でも一番感動的な橋です

橋を渡る前に<道の駅 いきいき館>がありました
ここの売りは、新鮮な海産物を炭火の入った七輪の上で焼いて
食べられること
まったく知らなかったのでこれは嬉しかったし、おいしかった



おいしいものを食べてふたたび元気が出てきました

いよいよ最後の橋、来島海峡大橋を渡ります

全長4045m 第一から第三大橋に分かれているようですが
どこからどこまで?という感じで、夢中で走っていたせいかよく覚えていません

距離が長い分、橋の上というより、(ある俳優がここを走った感想を
<まるで雲の上を走っているようだ>とコメントしたと聞きましたが)
まさしくその通りで、たいへんだったけど本当に来てよかったと
実感しました


         

         





渡り切りました これで終わりかと思うとなぜか心残りで、若いころで
もっと体力があれば、翌日Uターンしてもいいな、と、残念です。

公称ではこの距離ですが、実際には各島内でサイクリングロード以外の
ところを走ったし、コンピュータがないので何とも言えないけど
おそらく100㎞は走ったはず

そして、最後のサイクルターミナルであり、この日の宿泊先
<サンライズ糸山>に到着しました









"サンライズ糸山"は
愛媛県今治市が開設し、財団法人今治市勤労福祉事業団が管理をしている
公共の宿みたいな施設なので、宿泊料がとても安いうえに、部屋もきれいで
宿泊セットもすべて揃っています。

そのうえ、客室全室から来島海峡大橋が見え、環境的にも申し分ありません

夕方になって雲行きが怪しくなってきたので、少々くすんではいますが




そして夜、相変わらずぼけてます



この夜は、達成感と満足感でお酒もすすみ、ベッドに横になったとたん
眠ってしまったようです

翌朝、6時頃です どんよりと曇っています




このあとは今治からレンタカーで四万十川経由、高知に向かいます


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする