・・・今回の旅の最後に訪れた遺跡は、神戸にある五色塚古墳です。
この古墳は最近、修復された大型の遺跡で、作られた時の姿がよく分かる古墳です。
上の写真は、管理事務所で頂いたパンフレットの表紙に写っている五色塚古墳の全体です。
この写真でも判るように、この日の朝、フェリーで早朝7時ごろ、直下を通ってきた明石海峡大橋の、たもとに位置します。
後円部の頂上から、住宅街のマンション越しに明石海峡大橋が見えます。
後円部から前方部越しに明石海峡が眼下に広がるのを見ていると、おのずから、ここに葬られた人が明石海峡を支配していたこの国の首長だったように想像できます。
しかしながら、時期的に四世紀終わりころ造られたとパンフレットに書いてあったので、古墳時代も前期で日本の国が少し国らしくなり、瀬戸内を通って朝鮮半島とも交流のあった時代の古墳です。