・・・最近の報道には世界の紛争国からの難民の話題がたびたび放送される。
例えば、シリアから、地中海沿岸各国へのボートピープル、ミャンマーの少数民族のインドネシアへの難民などです。
なぜこの話題を書いたかと云うと、古代の世界のころから、文明の発達した国で、国が崩壊するときは迫害された人が、周辺地域へ、難民として、移住して住み着くと云う事が多くあって、日本にも中国や朝鮮半島からの難民が、古代から多かったので、日本人の祖先の成り立ちと関係あるからです。
日本列島も弥生時代から、早くから、発達した文明の国、中国で、内乱があるたびに朝鮮半島を経由したり、直接、日本列島へと、難民が日本へ移住して住み着いて、日本人の祖先となった事は、どんな本にも書いてあることです。
遣隋使が派遣された西暦600年ごろでも、遣隋使と共に、日本を訪れた中国の使節、裴世清がその旅行記に、畿内に行く着くまでの瀬戸内海沿岸には、中国語を話す中国人の国が、あったことを書いている。、
つまり、弥生時代の頃から、多くの大陸の難民が、日本列島に難民として、移住してきて、そのまま、街を作り日本原住民と混血して、現代の日本人になっていったと云うのことは文字記録もある事実らしい。
従って、現代の世界で難民が発生して、問題となっていることは、今に始まったことでなく、世界的に、ごく自然なことと考えるべきことなのかもしれません。