・・・今朝の朝刊の三面記事に、古代史に興味のある私には、大きな出来事が報じられていた。
興味を引いた内容は二つあります。
一つは今月、訪れたばかりの福岡市郊外の奴国の須久遺跡で、新しい遺跡の発掘があったこと。
この場所は、その時代での銅器の技術と生産では国内で群を抜いた遺跡であることは知られている。
もう一つは、今までより歴史が二百年さかのぼる、国内最古の銅鏡生産のための石製鋳型が見つかったこと。
日本の古代史にとって、銅鏡はとても重要な考古学上の遺物です。
特に日本で、銅鏡が何時ごろから、どの程度の技術レベルのものが、どの場所で作られていたかはとても大事なことだと思うが、それらのことに対して、新しい発見があったことは、古代史を考えるうえで、この事から新しく分かってくるかとても、興味のある新聞記事です。