・・・先日、大阪に行った時に、料亭の宴席で「象鼻杯」と云うものを体験した。
蓮の茎にはたくさんの空気孔が開いていて、葉の上に注いだ日本酒は、蓮の葉の真ん中に穴をあけ、茎の幾つもの穴を通って酒が口に流れ、飲んだ酒はかすかな香気がかんじられる。
宴席で、回し飲みするときは新しい飲み口は、はさみで茎を切って作る。
初めての経験で、面白かった。
下に、7月の今、大阪の万博公園の日本庭園で象鼻杯をふるまっているのが万博たよりで紹介されていた。 下の写真がその抜粋です。
日本では、この話は江戸時代の書物に出てくるらしいが、もとは、中国の三国時代の文献に見られるらしい。