・・・欧州で広がっている「気候市民会議」というのが広がっていいて、北海道大学の研究者が「気候市民会議さっぽろ2020」というのを開いたという報道記事があった。
私が特に気に入ったこととは、この会議に参加した人たちを含めた会議のシステムの事です。
この会議は、「50年までにCO2排出ゼロ」に関心のある、住民基本台帳から、無作為に選んだ16歳以上の3千人に案内状を送付、その中で応募した人の中から、年代、性別、学歴の構成が市民全体の構図になるように選ばれ、参加したそうです。
会議では、議題の関して、専門家や、市職員から、情報提供された上で、議論し、幾つかのとるべき手段の選択肢の70項目に投票しそれが市の担当部署に報告され、制作に反映されるという仕組みだそうです。
話は変わるが、今の日本の政治の仕組みは、政治に関しての仕組みは、間接民主主義を採用しているので、我々が選んだ代議士を選んだあとは、新しく出てきた問題も、すべて代議士にお任せというシステムで、日本の政治は動いている。
時々、そんなことまで、私たちは、彼らに任せてないのに、というような議会で決議された事柄が新聞などで報道される。
裁判員制度のように、問題案件ごとに、上に紹介した、広く国民が参加する会議システムで、あらゆる政治判断について、国民の声を聴く方式があっても、良いのにと思う。
今、国民が信用できてない政治システムについて、日本の政治が変わってほしいと感じているのに対する、私の一提案です。