・・・ドイツのコロナ情報を見ていると、昨年の12月末くらいから、ワクチン投与が始まっているらしい。
それに比して、日本では、政府が三月くらいにコロナワクチンの接種券を送り始めると言っている。
ドイツに比べ、三か月以上の遅れである。
こんなに、ワクチン接種の供給が違うのは何故なのか、
一つに、ドイツは日本と同じで、ワクチン開発に力を入れていないが、アメリカのファイザー社の協力を得てワクチン生産ができる民間のバイオテック社があるからである。
ワクチン開発は大会社のファイザー社の力を借りないとできないが、バイオテック社は生産はできるのである。
残念ながら、日本の安倍首相は世界のアッチコッチのワクチン開発に、金をばらまいて、買う約束だけを取り付け、国内を納得させた。
しかしながら、ワクチン開発会社は、政治情勢によって自国優先で、他国の日本は供給時期は遅くなってしまう。
二つに、ドイツのバイオテック社は移民の人たちによって創設された会社で、トップが移民のトルコ人、科学者夫妻であり、従業員も6か国からなる移民によっているらしい。このことに、ドイツのマスコミはドイツの移民政策を大きく評価しているらしい。
翻って、日本の場合は単なる労働力としてのみの移民を認めている現状では、移民の中から、日本に寄与しようとする優秀な国民は出てこないでしょう。
以前、日本の政争に明け暮れする安倍首相と科学的な根拠で政策を決めるドイツのメルケル首相の違いをここで嘆いたが、政治のトップが違うと国の浮き沈みにこんなに影響を及ぼすのかという言う例である。