・・・老後をどう生きるかは、老人、高齢者と云われる年を重ねる人にとって等しく、考えるテーマです。
大まかな内容としては、晩年を幸福に暮らすためには5Fが大事ですとまとめていた。
① ファイナンシャル 資産の目減りを防ぐために、子供に投資すること
② フィトネス 健康のリスクを減らすように努力すること
③ ファミリー 家族の暖かい空気の中で暮らすこと
④ フレンド 若い友人がいるといつまでも友達がいる
⑤ ファン 趣味を持ちなんでも面白がること
⑥ フィランソロピー 自分の持ち場での社会貢献
を考え実行することが晩年の幸福につながると云う話でした。
それはそれで納得しますが、人によっては、それを何時考えるかで、ずいぶん、「晩年の生活」は変わってくるように思います。
今朝のラジオの文化講演会で話をされている人は、そういう意味で、「晩年を明るく暮らす」と云う意味での成功を甘受している中での話でした。
すなわち、彼は両親を上手に見送り、自身も、66歳にして、講演して暮らせる身で、且つ、お子さんたちは社会的成功者だそうですから。
こういう方の晩年を幸福に暮らすための話は、これから、老人になられる人たちのこれからの人生の準備には役に立つと思いますが、運が悪く「暗い晩年を過ごしている人」がこれから、少しでも幸せな人生を送るための参考や心のケアーにはならない。
高齢になって、苦労している人も、私の周りには多くおられると思います。
病気などで、下を向いて生きている人には、これから、どう云う生き方をすればよいかと云う話がラジオで聴ければ、と思いましたが、万人が聞くラジオでは「暗い話をラジオで流す」のは難しいのでしょうね。
しかし、社会で、本当は、最も必要とされる話ではあるのですが、・・・・。