小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

バレエのうまさとは ジュニア・バレエ・ファンタジー

2011-10-10 07:39:09 | バレエ


はるかが日本バレエ協会北海道支部主催のジュニア・バレエ・ファンタジーに
出るというので札幌市民ホールに行ってきました。



札幌近郊の7つのバレエ教室が一堂に会し、それぞれ10分程度の持ち時間で
日頃の練習の成果を発表するという構成でした。
他のバレエ教室の発表を初めて見ましたが、それぞれに特長があり楽しみました。

普段、遥と葵がバレエのDVDをかけているのを横で見ているせいか、パパも何となく見る
バレエの見るポイントみたいなものが分かってきたようです。
体のこなし方はラグビーであろうがバレエであろうが、どんなスポーツでも
通じる点がありますね。



以下、バレエ素人の自分流主観メモ

①バレエは様式美。基本的な動作・形が決まっており、歴史的な時間をかけて美しい動きとして
たどりついたものなのだろう。この基本の動作を正確にできなければいけない。

②どのバレエ教室にも上手い子がいる。上手い子に刺激されて教室全体のレベルアップに
つながっている。

③上手い子の踊りは、キレがある。止まるところは止まる。動くところは動く。
動作に余裕があり、しなやかで、表情が堂々としていて、音楽にのっている。
見ていてとても安心できるし、見ているこっちのほうまでのってくるようだ。
(これは音楽も同じ。リズム感のないバンドでは聴いててのれない)

④柔軟性、筋力はもちろん必要だが、一番重要なのはボディバランス。体幹の強さ。
体幹が強くないと、しなやかな動きはできないだろう。

⑤頭の良さ、理解力が必要。
どのスポーツでもそうだが、指導を受けて、何を言われているのか、どうしてそう言われるのかを
理解することが大切。自分には何が足りないのか、どうしたらそれが解決できるのかと
自身で考える力が必要である。
この踊りやってみよう→練習する→この部分が足りない→その原因を突き止めて克服
こんなPDCAサイクルみたいなものを確立させること。

ラグビーでも高校生を指導していて突然プレーが開花する子がよくいた。
短期間のうちに急に成長してうまくなる子。
そういう子は、ラグビーをしてない普段の生活のときでもラグビーのことを頭の中で考えているような子だ。
おそらくPDCAサイクルみたいな継続的な思考をちゃんと確立できている子で、
何かのタイミングで頭の思考と身体の動きとがマッチングすることで開花するのだと推測している。
バレエでも同じで、そういう子がいるのだと思う。




遥もいつかあんな風に上手に踊れるようになれたらいいねぇ。




前日までのリハーサル、そして、当日のゲネプロ、本番とお疲れさまでした。