小樽市も地域FMに補助金を出す自治体の一つ。
災害時に地域FMの果たす役割が大きいのはまさにそのとおりだと思う。
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出典:北海道新聞地方版記者コラム
<海風>地域FM局開局を
10/03 09:06
先月11、12日に大雨被害に見舞われた苫小牧市。その後の市議会では、市の防災ラジオの情報発信について、議員から「発信が遅い」との意見が出た。
だが、そもそも防災ラジオは有効な道具なのか。市は2日間で計15回放送したが、気象庁の警報や市の 避難勧告 など、テレビや携帯電話の エリアメール と重複する内容でしかなかった。
前任地の滝川市に地域FMがあった。台風時は災害番組となり、聴取者が、自分で見た状況をFM局にメールで送り、それをDJが紹介した。「~で木が倒れた」「~の信号が消えた」。市民の情報は、全道放送のテレビ情報より詳細かつ有効だと思った。
多忙な危機管理室の職員が、マイクで話す時間や内容には限界がある。もし苫小牧に地域FMがあり、今回、道路の冠水場所を知らせたなら、立ち往生した車を減らせたのではないか。
地域FMの災害時のはたらきを期待し、補助金を出す自治体もある。苫小牧でも地域FM開局に向けた本格的な議論がほしい。(奥天卓也)
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小樽勤務のときには雪あかりのイベントに仕事抜きで参加してくれた熱い記者。
小樽から異動したあとも雪あかりボランティアとして滝川からわざわざ駆けつけてくれたこともあったっけ。
そんな彼は今、苫小牧で奮闘しているのだなあ。
災害時に地域FMの果たす役割が大きいのはまさにそのとおりだと思う。
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出典:北海道新聞地方版記者コラム
<海風>地域FM局開局を
10/03 09:06
先月11、12日に大雨被害に見舞われた苫小牧市。その後の市議会では、市の防災ラジオの情報発信について、議員から「発信が遅い」との意見が出た。
だが、そもそも防災ラジオは有効な道具なのか。市は2日間で計15回放送したが、気象庁の警報や市の 避難勧告 など、テレビや携帯電話の エリアメール と重複する内容でしかなかった。
前任地の滝川市に地域FMがあった。台風時は災害番組となり、聴取者が、自分で見た状況をFM局にメールで送り、それをDJが紹介した。「~で木が倒れた」「~の信号が消えた」。市民の情報は、全道放送のテレビ情報より詳細かつ有効だと思った。
多忙な危機管理室の職員が、マイクで話す時間や内容には限界がある。もし苫小牧に地域FMがあり、今回、道路の冠水場所を知らせたなら、立ち往生した車を減らせたのではないか。
地域FMの災害時のはたらきを期待し、補助金を出す自治体もある。苫小牧でも地域FM開局に向けた本格的な議論がほしい。(奥天卓也)
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小樽勤務のときには雪あかりのイベントに仕事抜きで参加してくれた熱い記者。
小樽から異動したあとも雪あかりボランティアとして滝川からわざわざ駆けつけてくれたこともあったっけ。
そんな彼は今、苫小牧で奮闘しているのだなあ。