小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

風で倒れた柳の木 イイハナシダナー

2015-10-16 05:22:09 | インポート
なくなって初めてその存在を知る。

登校時の子供たちのさびしそうな表情からいつから木がそこにあったのかと思いを巡らせ、その存在に改めて気づかされたという。
日々の何気ない変化や機微を細やかに看取していなければ書けない。
事実が淡々と綴られた行間に温かな人柄が滲みでていると感じた。

イイハナシダナー

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風で倒れた「柳の木」
10月8日(木)、温帯低気圧による強風で、学校の東側の信号機のそばにあった大きな「柳の木」の幹が裂けてしまいました。
このままでは倒れ、人や車、電線などに被害を及ぼすことが予想されたため、消防署、警察、電力会社、教育委員会などに連絡し、3時間くらいかけて「柳の木」を切ってもらいました。
幹の中は空洞で朽ちている状態でした。
この作業のため、子どもたちは警察署側の道路を通って下校しました。
翌朝、登校してきた子どもたちが「柳の木は切ったのですか。」と、とても残念そうな顔で話しかけてきました。子どもたちにとっては、自分たちをずーっと見守ってくれていた「柳の木」が無くなり、とても寂しい気持ちになったのだと思います。
夏には木陰をつくり、風に葉をそよがせ涼しさを感じさせてくれた「柳の木」はいつの時代からそこにあったのでしょうか。
無くなって改めてその存在の意味を感じます。

学校だよりより
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