旭が海を照らして眩しい朝。
朝ランの途中、北浜岸壁を走りながら、ふと海に目をやると鵜が泳いでいた。
鵜は気高くすましたように泳いでいたが、急に狙いすましたかのように海の中に潜った。
何秒くらい潜っていられるのだろうか。
そう思ってみていると、10秒くらいで浮かび上がってきた。
なんだ、思ったよりも息が続かないのだな。
くちばしに魚の尻尾でもくわえていたなら面白かったのだけど漁に失敗したのかな。
いやもうお腹の中かもしれない。
そんなことを考えながら目で追っていたら、また獲物をみつけたのか鵜は再び海の中に潜った。
今度は正確に時間を測ってやろう。
何故だかそう思い立ち、足を止めた。
左腕のストップウォッチに目をやりながら、浮かび上がってくるのを待ってみた。
するとどうだろう。
今度はなかなか浮かんでこない。
30秒、1分、2分。え?
3分経っても出てこないなんて。
そんなには待っていられないと、3分半経過したところで再び走り始めた。
第三埠頭まで走り、ふと海に目をやると、また鵜がまた一羽泳いでいた。
さっきとは違う鵜かな。
それともさっきの鵜が水中ワープをしたのかな。
真相は不明だが、どちらにしても自分にとっては眩しい朝の取るに足らないできごとである。
朝ランの途中、北浜岸壁を走りながら、ふと海に目をやると鵜が泳いでいた。
鵜は気高くすましたように泳いでいたが、急に狙いすましたかのように海の中に潜った。
何秒くらい潜っていられるのだろうか。
そう思ってみていると、10秒くらいで浮かび上がってきた。
なんだ、思ったよりも息が続かないのだな。
くちばしに魚の尻尾でもくわえていたなら面白かったのだけど漁に失敗したのかな。
いやもうお腹の中かもしれない。
そんなことを考えながら目で追っていたら、また獲物をみつけたのか鵜は再び海の中に潜った。
今度は正確に時間を測ってやろう。
何故だかそう思い立ち、足を止めた。
左腕のストップウォッチに目をやりながら、浮かび上がってくるのを待ってみた。
するとどうだろう。
今度はなかなか浮かんでこない。
30秒、1分、2分。え?
3分経っても出てこないなんて。
そんなには待っていられないと、3分半経過したところで再び走り始めた。
第三埠頭まで走り、ふと海に目をやると、また鵜がまた一羽泳いでいた。
さっきとは違う鵜かな。
それともさっきの鵜が水中ワープをしたのかな。
真相は不明だが、どちらにしても自分にとっては眩しい朝の取るに足らないできごとである。