小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

おたるよろず便利帳

2021-08-17 05:40:49 | 小樽
ひょんなことから、こんなものを手に入れた。


小樽飲食著名店組合発行「おたるよろず便利帳」
祝津の日和山灯台の下に現在地に移動する前の水族館が描かれている。


非売品となつており、昭和48年に発行されたらしい。
いまから48年前のものだ。
歌の歌詞が掲載されているのは、流しのためなのかな。
「懐しのメロデー」笑笑



小樽のお祭り。
昔は市内あちこちでたくさんのお祭りがあったのですね。
保存も兼ねてテキストで残しておく。

小樽のお祭り(本祭りの日)
招魂祭、水天宮、龍宮神社、住吉神社、銭函豊足神社、春香稲荷神社、朝里神社、熊碓神社、潮見ケ丘神社、交通安全地蔵、成田山新興寺、潮祭り、奥沢天満宮、手宮稲荷神社、高島稲荷神社、祝津エビス神社、桃内稲荷神社、塩谷神社、忍路神社、蘭島神社、奥沢不動院、赤岩神社、湯殿山光明院、つつじ祭り



小樽駅発車時刻表。
特急北海のほかにも、急行らいでん、急行ニセコ。



稚内行きの急行宗谷も。
この頃は下り1号、3号、上りが2号、4号ではなかったのですね。
歌志内行きの特別快速とか、21:31発釧路行きとか、今では信じられません。
国鉄の時代って、鉄道ファンにとっては夢のような時代だ。




国鉄バス札樽線。
中央バスとの役割分担により小樽駅前からの札幌行きバスは、48年前すでに10分おきに出ていたのですね。



小樽駅より国鉄料金概算(2等)
函館まで1,050円、東京3,630円、鹿児島6,660円とは安い。
千歳発航空料金もある。
東京まで12,900円は、当日とすれば高額だったでしょう。



小樽のうまいもの
○いきの良い寿司ネタは近海で沢山とれます。
アワビ、ホッキ、帆立、えび、いか、シャコ、ウニ
○高島、手宮は海産加工の本場です。
紅葉子、かずのこ、筋子、鮭いずし、かまぼこ
○近くの塩谷、蘭島、余市、ライデンは果物の名産地
メロン、ブドー、西瓜、リンゴ、イチゴ
○此の外、北海道ならではの味は、
毛がに、鮭、馬鈴薯、牛乳、トウキビ、ジンギスカン
○そして著名店の御料理の味も忘れないで下さい。

ホッキ、ホタテは採れていたのだな。
紅葉子って、今言う人いるかな。
馬鈴薯も今使わないなあ。

「バレイショって分かる?」
葵に聞いたら分からなかった(´・ω・`)



小樽繁華街 花園、稲穂、界隈
手宮線が載っていないのに、埠頭に貨物を運ぶ浜小樽駅の記載がある。



小樽夜の観光案内
小樽駅より真直ぐ港迄続く大通りが中央通り、それと直角に南北に伸びる二本の幹線、以前は第一大通り、第二大通りと称していたが今では前者を銀座又は花園銀座通り、後者を国道5号線と云う
市の中央を流れている妙見河が暗渠になって其の流れを境にして南が花園町、北が稲穂町、小樽の夜の繁華街は大体此の中に包含されている。
有名なのは南から数えて浮世通り、公園通り、花園有楽街、花園街、嵐山通り、稲荷小路、妙見河畔、都通り、静屋通り、日蓄小路と安い、旨い、サービスが良い、安心して楽しめる、をモットーにして、寿司屋、焼肉、炉辺焼、スナック、バー、キャバレーと軒を並べて繁昌している。 札幌の粋人達交通費をかけても小樽で遊んだ方が安くて楽しいと云うが、客が限られていて常連客が多いせいだろう。
ショッピングは花園銀座通りから稲穂銀座街都通り商店街と中心商店街が続いていて此の中に三デパート三ボーリング場、の外映画館、パチンコ店、喫茶店、食堂等多く昼夜共賑っている。




デパート、ボウリング場、映画館がたくさんあったのだなあ。
117、177、113、115、今はまったく使わないよね。



ここに名前のある方を直接知っている人は今ではごくわずかとなり、あと数年も経てば一人もいなくなるのだろう。



組合憲章(私たちの願い)
一、お客様は温い優しい雰囲気を求めて来ます。出来るだけ、やさしく迎えましょう。
二、骨惜しみしない事がサービスの基であると思いましょう。
三、店独特のおいしい御料理をくふうして喜んで頂きましょう。
四、万一の場合に備えて心と貯蓄の準備を怠らぬ様にしましょう。
五、お客様や世間様に感謝しながら楽しいお店と致しましょう。
小樽飲食著名店組合

今にも通じる至言たち。





きょーじろうさんに寄付しようと思うが当然持っているだろうな。
今度持っていってみよう。